高橋紀世子の発言 (共生社会に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○高橋紀世子君 高橋紀世子でございます。
 今もお話しありましたように、ユニバーサルデザインの考え方は私はやはり本当に感激しました。この論文にも出ていましたけれども、私自身が常に心掛けていかなければならない姿勢であると思っています。
 昨晩、皆さんの書かれた論文を読みながら、ユニバーサルデザインの考え方を国会議員として私も職務に当てはめて考えなければいけないと思いました。私の職場、国会においても、国会議員が作っている法律はどれも複雑な内容で、それぞれの分野の専門家でなければ分からないような内容のものが多いと思うんですけれども、そこを作っている私がその内容をすべて理解していないと、いないかと問われると、恥ずかしいやら、答えはノーなんです。立法者が、私が分からない内容のものを、それに賛否を付けるということは、分かったような顔をしてバリアフリーについて意見を述べる、もっともな理由を付けて、そんな姿勢に飽き飽きしていることも正直な話でたくさんございます。
 けれども、ユニバーサルデザインの考え方は、私に訴える、素人の私で分かる法律を作ることの、議員としての本当の仕事なんだと。なぜなら、法律とは万人の人にかかわるものですから、それを普遍的なものに考えるゆえ、すべての人の理解ができ、自由に活用できるものでなければならないユニバーサルデザインの考え方を知ったとき、私が目指すものは、法律のプロになることではなくて、素人の視点を法の中に特に入れ込むということが私の持論を後押しするものになっているとしてうれしかったんです。私は、人の差別をなくすためではなく、人々の差別を超える社会に生きるために法律のユニバーサルデザインを目指したいと思います。
 そこで、皆さんに質問させていただきます。
 この共生社会の調査会においても、今後、立法のプロジェクトが具体化していくと思われますが、本文を読んだだけでだれにもその内容が分かる、そんな法律作りをしていきたいと私自身考えていますが、もし皆さんの中で法案作りは、ユニバーサルデザインについて何かコメントをしていただけるようなことがあればお話を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115614046X00220030212_023

発言者: 高橋紀世子

speaker_id: 19302

日付: 2003-02-12

院: 参議院

会議名: 共生社会に関する調査会