扇千景の発言 (決算委員会)
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○国務大臣(扇千景君) まず、今、山内議員から総体的なことをおっしゃいました。日本の国政を語るときに、まず基本があるじゃないかというお話でございました。細かいことはまた局長が答えますけれども、総体的なことに対して、考え方を是非、山内委員にお聞きいただきたいと思います。
それは、今人口体系のお話がございました。少なくとも我々は日本人口というものを考えなきゃいけないということで、少なくとも平成十二年千二百六百九十三万人、それが平成二十一年ですね、一億二千八百十五万人、そして少なくとも二〇五〇年には一億八百二十五万人、二〇二一年には八千百七十六万人と予測されております。
そういうことから考えますと、今、山内委員がおっしゃいましたように、私どもはその中で一番考えなきゃいけないことは、少し離れますけれども、先日、滋賀、京都、大阪で水フォーラムをいたしました。二十世紀は少なくとも地域の問題で、領土問題で戦争があった。けれども、二十一世紀は水戦争の時代だと言われたということも、この間の水フォーラムで話が出ました。
それも、今、議員がおっしゃったように、人口とそして世界の水状況、これが大きく影響してくるわけでございまして、現段階でも安全な水、今のこの二〇〇三年でも安全な水で生活していない地球上の人口が十二億人いるわけでございます。そして、不衛生な状況の下で生活している子供たちが二十四億人いるという、そういう世界状況の中で、これは切っても切れない人口問題と地域の発展、人口の大きな変動が見られるわけでございます。都市も、今たまたま下水道のお話なさいましたけれども、普通の飲み水だけでも大変な時代が来るということも事実でございます。
我々は、陸海空担当しておりますので、少なくともその中で水の問題も大事な問題ですし、今住宅のお話なさいました。そして、我々の時代はとおっしゃいましたけれども、正に昭和、少なくとも四十六年から四十九年まで第二次ベビーブーマーの時代がありました。その人たちが今団塊的に、二人の子供を持って、少なくとももう一部屋うちが欲しい、もう一部屋勉強部屋が欲しい、子供の個室が欲しいという年代になっているのが一千万人おります。その人たちが、我々は今後、彼らが平成二十年までに、少なくとも百万世帯がそういう部屋を増築したい、改築したい、そういう念願を持っている人たちが予備軍でいるわけです。
それが、今、議員がおっしゃったように、地方へ行くと、大きなところにおばあちゃん一人。そういうことが利用できるようにといって、本年初めて税制改革をしていただきまして、これ五十年ぶりに五百五十万が三千五百万なんというとてつもない金額になったのも、そういう住宅事情。
そして、政府としては、それこそ総理のお言葉をかりますと、石垣から稚内までという、全国あらゆるところで都市開発を、都市再生をしていこうということが小泉内閣として入っております。これも一都市だけではなくて、個性ある地域の発展で、どの個性ある地域も都市になり得る、そういう感覚の下に、国土交通省は二十一世紀の国土づくり、都市づくりというものを関連付けていこう。
そして、今申しました、第二次ベビーブーマーの百万世帯の人たちが、もう一歩希望のうちを持てるようにということで、今のベビーブーマーの人たちは、平均年収が四百七十六万でございます。それで、銀行に、買って借りるというのが、ローンを借りられるというのが、大体頭金が百万なんですね、貯金百万持っているんですね。
それではいけないということで、一千万の頭金、金融公庫総裁お替わりになりましたけれども、私たちは、皆さんに通していただいた税制でこの一千万の頭金のローンの貸しを、このおじいちゃんやお父さんやお母さん、大きな世帯を持っているその土地を利用して子供たちに承継さしていこうと、それも住宅づくり、そして国土の活用、そういうものに連携さしていこうというのが本年の予算と国土交通省の二十一世紀のプランだということを是非御承知おきいただきたいと思います。