山内俊夫の発言 (決算委員会)

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○山内俊夫君 ありがとうございました。
 私が先ほどから申し上げておりますのは、周りが海に囲まれておりまして、飛行機というのは比較的、あれ墜落したりテロに使われると、もうそれこそセンセーショナル的な扱いを受けます。ほとんど全員死亡という派手なことになりますから、比較的航空機というのはそれなりのチェックも厳しいし、また航空機に対する安全性というのは非常にきめ細かくやっておりますが、海というのはどうしても大ざっぱなんですよね、ならざるを得ない部分があります。
 だから、それでも最近、やはり海からの物流というのはこれは圧倒的に多いわけですよね。そのために、いろいろコンテナ化をされて、そのコンテナも、二十フィート、四十フィートと非常に規格化されたものでうまく物流をやっておりますが、これが今、釜山とか基隆とかそれとか上海の浦東とか、いろんなところにどんどんどんどんシフトし掛かっておりますね。非常に日本の港湾というのは弱い。
 以前は非常に強かった。水深大体十四、五メーターだったのが、もう最近は大型化してきましたから十六メーター以上要るとかいうようなこともなっておりますけれども、それも、まだまだハード面、十分なことができておりませんけれども、私は、今後、そのハード面で日本の物流が世界に対して非常に弱くなってきた、これは人件費の問題もあろうと思うんですが、この人件費をカバーするのは何かとなったら、答えは一つ、IT化しかないんですね。
 扇大臣がよく二年前からおっしゃっていただいたように、港と高速道路の結節点が非常に悪い。これも非常に物流の血液の流れを良くする非常に大変重要なことだろうと思うんです。
 でも、港で受けたものがうまく合理的にさばかなきゃいけない。ほかの、世界の国の主要港はほとんど二十四時間体制なんですね。ところが、日本はそうは、二十四時間に余りなっていない。私のところにもよく港湾荷役の組合の皆さんもやってまいります。最近、大変なんだと。日当も安くなってきている。仕事も少なくなって、ワークシェアリングしなきゃいけない、そういう話がよく来るわけですが、私は、ITを使えば、例えば、今シンガポール港に六万トンの船が積込みをした。それが間もなく、あと半日すると例えば基隆に入る、その後神戸に入りますよという、それがリアルタイムに、これはインターネットを通じまして荷物の中身まで、何が積まれているか、何が何トン積まれているか、どこに何が今から物が動こうとしているのか。
 そうしますと、港の受入れが、人の配置がうまくできるんですね。今までだったら、来る予定が、なかなか来ないから、半日間遊ばせたと。時には、検疫のために、もう今日は六時が過ぎたから今日駄目です、明日にしなさいと言ったら、船が沖合で係留しなきゃいけない。その滞船料がまた数百万取られる。非常に無駄が多かったということを聞いております。それがすべてコストに跳ね返ってくる、また今の賃金抑制にもつながってきているというような実態があるわけですから、このIT化というものをもっともっと進める必要があるんじゃないかと、その点どう思われますでしょうか。

発言情報

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発言者: 山内俊夫

speaker_id: 30703

日付: 2003-04-21

院: 参議院

会議名: 決算委員会