入澤肇の発言 (財政金融委員会)

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○入澤肇君 参考人の皆さんにはお忙しいところを御出席いただきまして、大変ありがとうございます。少しきつい質問になるかもしれませんけれども、是非率直に御答弁願いたいと思います。
 今回の証券取引法の一部改正案は、何で今ごろになってしまったんだろうかなというふうな気持ちもするわけであります。要するに、証券市場の改革促進プログラム、これに基づきまして、だれもが投資しやすい市場の整備、それから効率的で競争力のある市場の整備というのを投資家保護の観点も踏まえて各種の規定がなされたわけであります。すなわち、証券会社の主要株主に対する規制、これなどもなぜなかったのかなというふうな感じでありますし、それから証券業の仲介制度の創設、さらに協同組合組織の金融機関による有価証券の売買業務に係る書面取次ぎの解禁。
 今まで当然早くやっていなくちゃいけないことを今ごろやるわけでございますけれども、一応これによって貯蓄から投資へという非常に大きな流れを加速しようという機運ができてくるんじゃないかと私は思っているんですが、どうしても私理解できないのは、この前の有取法の改正のときに手数料依存体質からの脱却ということを言われていながら、一向にそれが改善されていない。五億枚とか四億枚とかの取引があれば一応の経営は成り立てると思う。最近の売買の状況を見ていますと、株価は下がっているけれども、十億枚ぐらいの取引はあるわけですね。
 私は、貯金とそれから株と証券と比較した場合に、貯金するときにはこれは手数料も何も取らないわけですよね、下ろすときに税金取られますけれども。証券の場合に、株を買う場合に売買手数料を往復で取るのはいかがなものかと。少なくとも買うときには手数料を取らないで、そして売るときだけ手数料を取るというふうな片道にすることを業界内部で徹底したらどうかと思うんですが、お三方の御意見のほどをお聞かせ願いたいと思います。

発言情報

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発言者: 入澤肇

speaker_id: 13057

日付: 2003-05-22

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会