土田正顕の発言 (財政金融委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(土田正顕君) 三点のお尋ねの中の二点目と三点目につきまして、簡単に御説明をいたします。
私どもは、株式会社になりまして、そこで当面、企業運営に規律を持たせることにある程度成功しておると思います。今後は、更に規律の上に立って業務を展開し、株式を公開するということも考えております。株式公開のメリットは、一つには資金の調達の便宜であり、もう一つは、やはり幅広く、投資家をも含めた広範な各層に株を持っていただくことによって取引所のステータスが一層公的なものになるということをねらっているわけでございます。
その延長線上ですが、持ち株会社云々については、当面、具体的なイメージは持っておりません。ただ、これはむしろ国際的な意味のいろいろの今後調整が、連絡調整、競争が本格化するときに選択肢を豊かにするということで、私どもは非常にこの改正は意味があるものと思っております。
最後に、営利性と自主規制の問題でございますが、実は取引所というものの性格が随分ここ数年変わってきておりまして、もちろん基本的には売買の場を提供することではありますけれども、そのほかに、言わば証券業者に対する自主規制機能、更には企業、上場企業に対して広い意味でコーポレートガバナンスを支援するという、そういう公共的な活動がどんどん広がってきております。
私どもは、そのような私どもの持っておりますところの公正で信頼性の高い市場であるということを追求する役割、これは非常に重要なものだと思っておりますので、いわゆる利益の追求と反するものとは思っておりません。むしろ、この市場の品質を高めることによって市場が更に発展する、そういうような好循環を期待しているわけでございます。