巽悟朗の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(巽悟朗君) 先ほど先生が言われました自主規制機関の問題ですけれども、これは大阪の証券取引所ではいち早く、日本で一番早く株式会社化したわけですけれども、これはもう完全に企画部門と自主規制部門は分けております。自主規制というのは、これはもう一番これからの取引所に必要なものだということで、冒頭からそれを挙げまして、それを中心に物事を考えるということにいたしております。
それから、各店をやってのいろんな証券事故の問題についてでございますけれども、私はかねがね業界の改革ということをもう常に申してきましたけれども、ルールを作ること、これはもう当然のことです。先生のおっしゃったようないろんなルールを作ることは当然のことですけれども、守るか守らぬかは業者にあるわけですね。なぜ、私も四十年近く社長をやってずっと見てきまして、これ、なぜこういう事故が起こるかということを考えますと、そんな堅いこと言うてたら商売になりまへんでというやつなんですよ。これがもう基本です。これをたたかぬといかぬと。
ですから、もっと、条文だけ何やかんや言うてんと、もう具体的にこれだと。それで、やった人間はもう厳罰に処すと。はっきり言うて、日本の金融界における処罰というのは軽過ぎます。アメリカの例を見ましても、もう格段の差があるということを考えます。そこの辺が一番のポイントではないかと思います。
それから、先ほど述べましたので、あれ、一言だけ言っておきますけれども、やっぱり商品開発力、売買技術、これは世界的に劣っているわけです。だれがこの芽を摘み取ったかということは、やっぱり政府にもあるということを申し上げておきたいと思います。