坂口力の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(坂口力君) 浜四津議員にお答えを申し上げたいと思いますが、まず年金につきまして二問御質問がございました。一つは次世代育成支援のお話と、それから女性と年金のお話でございました。
 今年一年間掛けまして年金の問題につきましては御議論をいただきまして、秋ごろにはその結論を出さなければならないというふうに思っております。その中で、年金の骨格にかかわりますところの部分を、現在の年金の延長線上でいくのか、それともその骨格からいろいろ考え直すのかといったような骨格にかかわる問題がございます。その骨格にかかわります問題と併せて、一つは次世代の支援をどうするかという問題と、女性と年金の問題をどうするかという二つの問題を、これをどう骨格の部分と兼ね合わせて行うかということが議論の中心になるのではないかというふうに思っております。
 次世代支援の問題につきましての具体的な内容につきましては、現在固めているわけではございません。これからいろいろの御議論を経て決定をしたいと思っているところでございます。
 また、女性と年金につきましても、現在議論の途中でございますし、女性と年金検討会報告書におきましても、女性自身の貢献がみのる年金制度、こういうことをキーワードにしていただいております。このことを中心にいたしまして、そして、女性と年金の問題にこれが前進できるようにやはりしなければならないと思っているところでございます。
 次には子育て支援についてのお話がございまして、いわゆる晩婚化という要因に加えまして、新たに結婚した夫婦の出生力そのものの低下という現象が起こってまいっております。世代間扶養を基本といたします社会保障制度の持続可能性に重大な影響を与えるというふうに思っている次第でございます。
 そうした面から、少子化対策プラスワンというのを昨年九月に取りまとめをしたところでございますが、その中の中心は、何と申しましても、男性を含めた働き方の見直しであるというふうに思っております。賃金は高いにこしたことはございません。しかし、自由な時間を持ち人生を豊かにすることもまた大事であることをその中にどう組み入れていくかということが重要ではないかと考えているところでございます。
 次世代育成支援対策推進法案、それから児童福祉法改正案を今国会に提出をさせていただきたいと考えております。
 次に、不妊治療についてのお尋ねがございました。
 産みたいと思う人には支援をすべきであるというふうに思っておりますが、不妊治療につきましては、今まで、倫理面の問題でございますとか、あるいは技術の問題、成功率の問題、それから安全性、医療機関の体制整備の問題、あるいは経済的な負担等々たくさんございますが、これらの問題のどこまでを支援をするのか、一遍だけなのか、あるいは二遍支援するのかといったようなことも含めて御議論をいただいているところでございまして、早急に結論を出したいと考えているところでございます。
 それから、女性外来につきましての御質問がございました。
 平成十五年度から、我が国の成育医療におきます中核的な医療機関であります国立成育医療センターにおきまして新たに設置をすることといたしました。ここにおきまして、医療従事者の研修でありますとか情報提供を図りますとともに、女性の健康問題にかかわる調査研究に取り組んでいきたいというふうに思いますし、あわせて、患者の視点を尊重しながら、地域において必要な医療が充足される体制の確保に向けまして取り組んでまいりたいと考えております。
 最後に、障害者施策につきましてのお尋ねがございました。
 障害者施策の推進に当たりましては、ノーマライゼーションの理念に基づきまして、障害の有無にかかわりませず、だれもが地域で安心して暮らせる社会を築くことが重要でございます。
 障害者が自らサービスを選ぶことが、選択することができます支援費制度に移行することになります。そして、ホームヘルプサービスでありますとかグループホーム等の整備を推進をしたいというふうに思っているところでございます。
 こうした支援費制度につきましては御理解がほとんど得られているというふうに思っておりますが、先日、障害者の皆さん方からいろいろの御意見をいただいたことも事実でございます。これらの問題は、やはりふだんからその障害者団体と連携をいかに密にしているかということに尽きるわけでございまして、その点に不十分な点がありましたことを反省をしている次第でございます。
 厚生労働省といたしましては、各般にわたりまして様々な団体と連携をしなければならない省でございますので、それはお聞きをして聞けること聞けないことはございますけれども、各種団体とふだんから、平素からいろいろと接近をし、そしていろいろとお話合いを、お聞きをするという姿勢を忘れてはならないということを全体に申し伝えているところでございます。(拍手)
    ─────────────

発言情報

speech_id: 115615254X00620030205_004

発言者: 坂口力

speaker_id: 22554

日付: 2003-02-05

院: 参議院

会議名: 本会議