小泉純一郎の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) この先制攻撃に基づく米英のイラク攻撃ではないかという議論が衆議院でもなされました。
 私は、今回のイラクに対する攻撃というのは国連憲章に合致するものだと。一連の国連決議、過去十二年間にわたって行われました国際社会のイラクに対する要求、いわゆる停戦決議を遵守しなさい、武装解除に協力しなさい、そして昨年の十一月の一四四一、最後の機会を与えると。この最後の機会を与えるという際には、即時、無制限、無条件、これについてもう四か月の間、議論が行われたのにも、更なる違反を重ねていろいろ要求にこたえてこなかった。
 そういうことから、私は今回の攻撃は国連憲章に合致するものであると、決して国連憲章に違反していないという、考えているところでございます。
 現に、湾岸戦争のときもイラクは、あのときには国連も一致して、あらゆる選択肢があるということの中で、武力行使容認決議だとみんな認められているんです。そういうことがあるにもかかわらず、クウェートから撤退しなさいということに対してもイラクは言うことを聞かなかったんですよ。仕方なく多国籍軍が、フランスも含めて攻撃して、やっと撤退したわけでしょう。あの湾岸戦争でも、武力行使容認決議だと言われながら、言うことを聞かなかったんです。十二年間、今回も、もう最後の機会を与える、あれでもう私は、もうイラクは感ずるべきだったんです。そうすれば今戦争は起こっていないんですよ。
 私はこういう状況を見ても、私は、イラクが誤ったなと、平和的解決手段を逸したなと、なぜこの国連決議を甘く見たのか、残念でなりません。

発言情報

speech_id: 115615261X01720030328_020

発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2003-03-28

院: 参議院

会議名: 予算委員会