額賀福志郎の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○額賀委員 敵に塩を送るような感じの御答弁でございましたけれども、それは幅広さでございますが、逆に、国民の皆さん方は、総理の度量の広さと自民党との違いを明確に感じ取ったのではないかというふうに思っておるところであります。
もう一つ、やはり民主党、最近は政策マニフェスト、政権マニフェスト等々についていろいろ言及なさっておりますけれども、例えば、高速道路の無料化とか、それから医療の負担の三割負担を二割負担にするとか、全く国民の人気取り的な、目先的なテーマを羅列しておる姿を見ると、果たしてこれが政権をとる政党なんだろうか、国民に対して責任を持つ政党なんだろうか、そういう疑問を持っております。
それからもう一つ、これは読売新聞に書いてあることなんですけれども、これは社説等解説欄でございますが、民主党は「何よりも、安全保障政策について、「二〇〇五年中に新しい防衛構想を策定する」とし、先送りしている。その構想も「陸上自衛隊の削減」「ミサイル防衛力の向上」など項目の羅列に過ぎない。イラク問題も「調整中」となっている。 国際テロや北朝鮮の脅威に対する不安が国民に広がっている。国民の生命・安全を守るのは、国家の第一の責務だ。党として、安保政策を打ち出せないようでは、政権政党の資格が問われる。」と手厳しく論断をしているのであります。
国民の皆さん方は、やはり将来皆さん方の日本の国家を背負っていく政党はどこの政党であるかということをこの際よくよく考えてほしいものだということを考えるのでございます。これは答弁は要りません。
さて、郵政の民営事業についてお尋ねをしたい、あるいはまた総理のお考えを聞かせていただきたいというふうに思います。
先般、私は、小泉第二次改造内閣がスタートすることに伴って自民党の党役員人事がかわりまして、新役員会があったときに、小泉総理から、小泉政権の基本方針なるものを示していただきまして、これを中心に政権公約をまとめてほしいということでございました。
その中に、「郵政事業を平成十九年から民営化する。来年秋頃までに民営化案をまとめ、平成十七年に改革法案を国会に提出する。」という項目がありました。さらに、先日の所信表明の演説の中では「今後、国民的議論を行い、」この文字が入っております。「国民的議論を行い、日本郵政公社の中期計画が終了した後の平成十九年から、郵政事業の民営化を実現します。」というふうになっておりまして、あとは最初の基本方針と同じようなことが書かれているわけであります。
私は、この際、自民党の政務調査会長として、党の立場をはっきりとさせておきたいというふうに思っております。
我が党内では、これまで、来るべき総選挙のために、政権公約づくりを事務レベルでやってまいったわけでございます。政権公約策定委員会なるものがあります。そして、今夕私も初めて参加をいたしまして、先ほど総理も選挙も近いかもしれないということでございますから、政権公約づくりに着手してまいりたい、そして早急にまとめてまいりたいというふうに思っているわけであります。
その際に、小泉総理から御指示のありました郵政事業の民営化方針についても、党としてどう扱っていくか真剣に議論をし、早急に一定の考え方をまとめて、小泉総理のお示しになった考え方とすり合わせをしていかなければならない、それが政権与党としての当然の姿であろうというふうに思っております。
また、そういう政権公約とは別にいたしまして、政府は、中長期的に郵政事業の改革案、民営化案について経済財政諮問会議で作業を進めるということになっていると聞いております。私は、当然、自民党といたしましてもこれに対応して、我が党内に郵政事業に関する特別委員会なりプロジェクトチームをつくって、この郵政事業に関する民営化案を含めた経営形態のあり方について議論をしていかなければならない。そして、総理が総理大臣として「国民的議論を行い、」ということを明言していると同様に、私も、党内議論を行って、党内のまとめと国民的な理解を得る中で一定の方向づけをしなければならない。
これが私の今の率直な気持ちでありますし、これが、だれが言っても文句のない、客観的な姿勢であるというふうに思っております。「万機公論ニ決スヘシ」ではありませんが、広く党員のあるいはまた党友の意見を聞きながら、今後この問題に対処していきたいというふうに思っております。
小泉総理、この点について、私の考え方について何か御意見があればおっしゃってください。