自見庄三郎の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○自見委員 自由民主党の自見庄三郎でございます。
 まず、十勝沖地震で被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます。
 さて、私は、本職は内科の医師でございますから、実は、きょうは医師として、また与党の国会議員として、国民の安心、安全ということについて、簡潔に小泉純一郎総理に御質問をさせていただきたいと思っております。
 一点はSARSの問題でございますね。
 実は、私のふるさとは小倉というところでございまして、太鼓の祇園というもう四百年続いた夏祭りがあるんですよ。町内から山車が出てきまして、小学生がヤッサヤレヤレと引っ張っていくんです。ことしも、競演会、三時間ほど、私、立ち尽くめで、百近い町内からの山車、山を見せていただきました。
 そうしますと、総理、四言絶句が書いてあるんですよ。何て書いてあるかといいますと、天下太平、五穀豊穣、無病息災と書いてありますよ。我々の鎮守の森、鎮守の宮に行きましても、大体、我が民衆が、国民が、もう千年も千五百年も前から、石に刻んで神に祈っていますよ。それは、今言いましたように、天下太平、五穀豊穣、無病息災だ。
 そういったことを、私、今回、実はSARSの問題を一生懸命考えておりまして、それからまた、これは、重症急性呼吸器症候群、新型肺炎でございますね、どうも昨年の十一月ごろ新たに発生したようだ、そして、御存じのように、東南アジアは大変しょうけつをきわめました。東アジアを中心に、世界で八千四百二十二人の患者さん、九百十六人の亡くなられた方が出たそうです。これは御哀悼をお祈りいたしますが、今、WHOでは、致死率九%、しかし、しばらくたてば大体一〇%から一五%ぐらいになるだろう。六十五歳以上の高齢者のSARSの患者さん、大体半分死亡率があるんですね。根治的な治療法はない、こういうことでございます。
 ことし、予算委員会で、藤井予算委員長を団長で、我々、細川筆頭を初め、実は、この委員会のお許しをいただきまして、理事で中国に行ってまいりました。胡錦濤中華人民共和国の国家主席、言うなれば十二億人のナンバーワンですね。ちょうど福田官房長官もおいでになられましたけれども。
 また、その後も、お盆を挟みまして、私は日本香港友好国会議員連盟の、会長は羽田孜元総理でございますが、事務局長をいたしておりまして、私ども超党派で、ぜひお盆過ぎに来てくれということで、六人の国会議員で行ってきました、きょう、海江田万里先生もそのとき一緒に行っていただいたのでございますが。香港の行政庁、一国二制でございますが、ナンバーワンの董建華さんにお会いしました。
 この二人が、北京と香港にありながら同じことを言っていたのですよ、胡錦濤さんと董建華さんが。何と言ったかといいますと、中国人民は一致団結して、科学技術を駆使してSARSを克服したということを、両方とも本当に高らかにSARSの制圧に及んだことを強調されましたよ。
 私は今さっき、無病息災だ、こう言いましたけれども、このことは、村をつくり、国をつくり、いかなるときでもやはり政府に与えられた最も大事な任務であり使命感だ、こう思うわけでございます。
 今回、総理、総理は感染症の今の法律、総理が厚生大臣のときに改正されたということを聞いておりますので、これは直接総理にお聞きしたいのですが、この短いと予想される国会でございますけれども、この中でも感染症予防法の改正を出しておられる。特に、冬になったらまたSARSが流行するんじゃないか、こういったことも予想する専門家がおるわけでございますが、ひとつこの感染症の法案の改正の趣旨、あるいは今後の、今までは本当に、そういったSARSでございますが、我が国においては幸いにしてこれまでもSARSの患者さんが発生しておりませんし、これは大変各界の御努力もあるわけでございます。
 しかしながら、国際交流が大変活発でございますが、その感染症の、今回国会に提出されました感染症の改正案、そして、今後、政府としてどのように、特にこの冬に向けて対応していくのかということを、厚生大臣もされました我が国の、また新しいリーダーでございます小泉純一郎総理に決意を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115705261X00120031001_024

発言者: 自見庄三郎

speaker_id: 4656

日付: 2003-10-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会