吉田博美の発言 (憲法調査会)

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○吉田博美君 自由民主党の吉田博美でございます。私から発言をさせていただきます。
 参議院憲法調査会では、現在、憲法における最重要課題の一つである平和主義と安全保障のテーマに精力的に取り組んでおるところでございますが、今回の派遣でコスタリカ、国連、カナダと、このテーマに関連の深い国あるいは国際機関を視察されましたことは誠に時宜を得たものではないかと思うところでございます。
 そこで、私は二点について団長にお伺いしたいと思います。
 まず、コスタリカと安全保障の関係についてでございますが、コスタリカは軍隊のない国として我が国でも有名でございますが、参考資料のコスタリカ議会チンチージャ委員の発言によりますと、米州相互援助条約があることによって第十二条が改正されることなく存続し続けていると私は考えているということでございますが、コスタリカの領土がニカラグアから侵略を受けた際、コスタリカ国内で軍隊を作るのではなく米州機構に助けを求め、すぐに反応があったと。それによって第十二条が今も改正されることなく継続しているとのことでありますが、コスタリカの軍隊を廃止した憲法規定は日本国憲法第九条と共通するところが多いと思いますが、憲法九条も、日米安全保障条約があることにより憲法九条もそのまま存続できたと思うのですが、団長の御感想はいかがでしょうか。
 二点についてお伺いしますから。
 参議院憲法調査会において平和主義と安全保障と並んで重要な課題が、二院制あるいは参議院の在り方という問題であります。
 カナダの上院におきまして、その特色の一つとして上院議員の方が下院議員より政党から独立しているということが述べられています。また、上院には独自の議会文化があり、そのために下院をよりよく補完をしているとも述べられております。私も、国会におきまして参議院が独自性を保ちそれを発揮してこそ参議院の意義であるチェック・アンド・バランスの機能をよりよく発揮できると思いますが、いかがでしょうか。
 二点でございます。

発言情報

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発言者: 吉田博美

speaker_id: 33749

日付: 2003-12-03

院: 参議院

会議名: 憲法調査会