2004-03-04
衆議院
仙谷由人
憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会
仙谷由人の発言 (憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会)
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○仙谷会長代理 それでは、ちょっと人権のカタログについてお伺いをしておきたいのであります。
この憲法草案の、第二部EU連合の基本権憲章というふうに日本語で訳されたものを拝見しますと、我々が世界人権宣言やその他あらゆる近代国家あるいは民主主義国家の基本的人権というふうに教えられてきた基本的人権のカタログというものがございますが、そういうカタログから見ますと、このEU憲法草案に書かれていらっしゃる人権の項目では、二条で「生命に対する権利」、あるいは三条で「人の一体性の権利」、それから八条は先ほど申しました「個人情報の保護」、二十四条で「子供の権利」、三十七条で「環境保護」、四十二条で、ツェプター大使が先ほどおっしゃられたことと関係あるんだと思いますが、「文書入手権」というふうに書かれております。
これらを拝見しますと、新しい人権といいましょうか、そういう観点からもとらえることができると思いますし、従来、もう少し抽象的、一般的に幸福追求権というふうなもので考えられておったものを、具体的に特定して、基本的人権として設定をしたというふうにも考えられると思っております。
このような具体的な規定といいましょうか、こういう規定の仕方をするべきだというのは、どういう議論あるいは理論に基づいているんでしょうか、そのことをお伺いしたいと思います。