大村秀章の発言 (憲法調査会公聴会)

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○大村委員 ありがとうございました。
 最後の国民投票法のお話は、これは手続法でありまして、三分の二を変える、これは憲法改正だけはできませんので、その点は御理解いただければと思いますが、それでは、それぞれの三人の公述人の皆さんにお聞きをいたしたいと思います。
 最初に、吉田公述人からお聞きしたいと思います。もう一度、九条の点についてはこの後意見交換させていただければと思いますが、その前にまず、先ほど私も申し上げました、九条はとりあえずおいておいたとしても、基本的人権でありますとか統治機構、地方自治といった点は、やはり制定当時の、昭和二十一年の当時から五十数年の時を経て、時代の流れに合わせてこれを変えていった方がいいんではないか、より今の国民のニーズに合うんではないかという声があるのは御案内のとおりだろうと思います。
 その中でも、これは先ほど吉田さんの最後のところに、環境やプライバシーといった点も含めても変えなくてもいいんだ、こういうお話でもございましたけれども、これまでのいろいろな判例の積み重ね、そしてまた、現代の新たな人権概念等々も含めて、プライバシー権とか環境権といった点について、もう少し書き込んでもいいんではないか、加えてもいいんではないかという意見があるといったことも御案内のとおりだと思いますが、私もそれは加えるべきじゃないかと思いますけれども、そういった点。
 それからまた、統治機構についてはいろいろ御意見があると思います。ただ、有力な意見として、先ほど私が申し上げました、この際、もう衆参で同じようなことを同じように繰り返すということが本当にいいのかねと。選挙制度も同じであれば、まさに全く同じ対象から選んでいくということで、同じ議論を繰り返すということが本当にいいのかということもございます。そういう意味では、私は、一院制の方が望ましいといいますか、そうあるべきだというふうに思います。
 それから、緊急事態の対応とかこういったことも憲法に今ないということ、これを加えたらどうか。それからまた、地方自治を進めていくのであれば、憲法改正というところにつながるかどうかは別にいたしまして、道州制も含めてより進めていくのなら地方自治の概念をもっと書き加えたらどうかというようなこととか、憲法九条とか、それを除いた上でも、そういった点がやはり有力な意見としてあるわけでございます。
 先ほどの吉田さんのお話では、この際、そういった点を含めても、憲法を改正するとやはり九条につながるからいかぬのだ、こういうようなお話が最後ちらっとあったような気もいたしますが、私はそれは、後ほど、九条の話はまた切り離したとしても、いろいろなニーズが現にあるということから、この点は改正をした方がいいんではないかというふうに思うんですけれども、その点についてのお考えはいかがでございましょうか。吉田さん、よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 大村秀章

speaker_id: 15995

日付: 2004-05-13

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会公聴会