大村秀章の発言 (憲法調査会公聴会)
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○大村委員 ありがとうございました。
さらにお聞きをしていきたいと思いますが、これも吉田さんにお聞きをしたいと思います。今の私の考え方についてそれぞれお考えを述べていただきましたが、その際に、先ほど吉田さんが言われました、確かに私も、北東アジアの今の、朝鮮半島情勢、北朝鮮、まさに上陸して侵攻するという形の脅威というのはまずないというふうに思います。
ただ、先ほど私、申し上げました、まさにノドンミサイル、テポドンももちろん、少なからずといいますか、あると思いますが、ノドンミサイルが大体二百基準備をされている、そして、四十基を実戦配備されているといった情勢もございます。
それから、現実問題、今六カ国協議で何を議論しているか、まさに、北朝鮮の核兵器の開発をいかに阻止するのか、後戻りできないように、検証可能に廃棄をさせるのか、そういったことを真剣に議論しているわけでございます。そういう状況の中で、一つお聞きしたいのは、例えば、我々はこれから数年かけてそういったミサイルに対するミサイル防衛を、日本の防衛費の中を見直す中で、ことしも平成十六年度予算の中で一千億円を超える予算、ミサイル防衛に配分をいたしておりますし、これからそれを充実させていこうということにしております。そういったことについては、これも、中には、アメリカと共同でやるんだったらそれはもう憲法に触れるのではないかというような御議論もありますけれども、私は一切そんなことはないと思いますが、それについてはいかがお考えなのか。
また、そうした日本周辺の、北朝鮮、朝鮮半島の情勢を考えた場合に、日米安保はどういうふうに考えるのか。吉田さんの今のお話をお聞きいたしますと、まさにアメリカ一辺倒という形ではなくて、アジア、全世界的にメッセージを発するべきだという、それはそれで一つのお考えだろうとは思いますけれども、現実問題、日本の防衛と平和と安全を守るために、まさに私どもは最低限度の自衛の組織として自衛隊というものを持つ、しかし、それだけでは足らないということで日米安保を結んで、日米同盟、アメリカとの間で日本そして北東アジアの平和と安全を守っていくということを戦後五十数年間、憲法とあわせて、日本のまさに国の方向の基本として進めてきたわけでございます。そういった点、日米安保についてはどういうふうにお考えなのかということ。
もう一点お聞きいたしますが、憲法九条を守ると。そのお考えについては、もちろん意見は異にしますが、私も理解をいたします。ただ、その際に、では、自衛隊はどうするんでしょうか。自衛隊は縮小するのか、改組するのか、それともやめちゃうのか、一切の自衛の組織を持たないのか。そこまでの極端なことを言われる方は最近は少ないと思いますけれども、そういった御議論もないではありませんが、そういった点はどういうふうに考えているのか。
以上三つを、これももう時間がなくなって、迫っておりますので、済みません、簡潔にお答えいただけたらと思います。