大村秀章の発言 (憲法調査会公聴会)
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○大村委員 ありがとうございました。
北朝鮮の脅威も含めて現状の認識について、これはむしろ、今そこにある脅威といいますか、まさに地政学的なリスクが顕在化してきた、その脅威に対して目をつぶっていいのか。我々は、私も政治家の端くれの一人として、まさに日本の平和と安全を脅かされる、まさにそこに脅威があるとすればそれに対応していかなきゃいけない、そのことを引き続き申し上げていかざるを得ないのではないかなという感がいたします。
それから、先ほど少し私、申し上げました日米安保についてでありますけれども、ちょっと話が変わりますが、この日米安保の一番中核といいますか、あんこでいえば、あんこの中身というのが日米地位協定だろうと思いますが、私は実は自民党の中で日米地位協定を改定する議員連盟の責任者をやっております。別にだれに頼まれたわけではありませんが、私は、日米同盟、日米安保は大事だ、そして、その機能をより高めていく必要があるということからすると、今の日米地位協定というのは余りにも不平等、不公平だというふうに思いますし、まさにこれは五十年間一切、ほとんど変わっていないということ。
問題は、刑事裁判権の話だけじゃない、むしろ、先ほど吉田さんが言われた基地公害というような話もありました。そういう環境問題も、まさにそこに住む市民、地元の自治体の皆さんにとっては大変大きな問題になっていると思うんですね。
ほかにもまだ、基地の使用の期間をどうするのかとか、地元の自治体の皆さんの意見を言う場がそもそも日米合同委員会にない、それから、日米合同委員会の中での結論が一切公表されていかないといったこと。これはこれからの御議論だろうと思いますが、沖縄における普天間の基地の移設が遅々として進まない、そのことも本当にそのままでいいのか。ほっておけばあと五年も十年もそのままいってしまう、こういうことは本当にいいんだろうか、そういう真剣な議論を我々は今やっております。
私、先般、ゴールデンウイーク、自費で、自腹でワシントンに行って、アメリカ政府の関係者にも、日米地位協定の議論をしようと、我々は真剣にそう思っているんだ、日米関係は大事だし、日米安保をしっかりと機能させていくためにそういったことも必要なんだということを申し上げてまいりました。そういうアプローチでありますけれども、日米地位協定も含めて、これから我々も運動していきたいと思います。
本当は、この件についても御意見を聞きたかったのでありますけれども、ちょうど時間が参りました。いろいろな機会で、また御意見をいただけたらと思います。
安保さん、日高さんにおきましても、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。安保さんにも、サイバー戦といいますか、そういったサイバー関係のセキュリティーのことだと思いますが、日本のレベルが、どのレベルでどう持っていったらいいのかということを本当はお聞きしたかったんですけれども、時間が参りましたので、またの機会に、一回メールででも、ぜひ日本の現状とレベルと、そしてどうあるべきかということをお聞かせいただけたらありがたいと思います。
貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。
以上、終わります。