横光克彦の発言 (本会議)

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○横光克彦君 横光克彦でございます。
 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、小泉総理大臣の訪朝報告に関して質問をいたします。(拍手)
 まず、今回の日朝首脳会談の結果、拉致被害者の御家族八人のうち五人が帰国し、日朝平壌宣言の履行が両国首脳間で再確認されたことを、基本的には評価したいと思います。(拍手)
 しかし、多くの重要な課題が残されたままであります。
 拉致被害者の御家族八人が全員そろっての帰国とならなかったことは極めて残念であり、残された曽我ひとみさんの御家族が一刻も早く一緒に生活できる環境を政府が早急に整えなければなりません。その具体的な取り組みにつきまして、総理にお尋ねをいたします。
 また、安否が不明の十人の消息も、そして、拉致の可能性があると公表されている約二百人の手がかりも全くありませんでした。家族会の方々からは、最悪の結果だという厳しい批判の声さえ上がっております。十人の安否の再調査が合意されましたが、北朝鮮の主導で幕引き、先送りされるようなことは決してあってはなりません。我が国としてどのように再調査に取り組まれるのか、お答えください。
 今回、ミサイル発射実験のモラトリアム、発射凍結を再確認したことは前進ですが、核問題に関しては具体的な成果が得られませんでした。しかし、六者会合を通じて核問題の平和的解決に努力する、朝鮮半島の非核化が最終目標であるという金正日国防委員長の発言を前向きにとらえるのであれば、今後、六者会合の場でそれをどのように生かしていくおつもりなのか、お聞かせください。
 国交正常化交渉再開の合意は前進ですが、最終的な国交正常化は、あくまでも拉致、核、ミサイル問題などの包括的解決が大前提でなければなりません。この点について総理に確認をいたします。
 今回の小泉総理の再訪朝は、ジェンキンスさんについてのアメリカとの訴追免除の協議も詰め切れないままの突然の動きであり、また、年金未納問題から国民の目をそらす、あるいは参議院選挙を控えて外交で得点を稼ごうという意図も感じられ、それが今回、多くの課題を残す結果につながったということを申し上げまして、私の質問を終わります。(拍手)
    〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇〕

発言情報

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発言者: 横光克彦

speaker_id: 8829

日付: 2004-05-25

院: 衆議院

会議名: 本会議