小林興起の発言 (本会議)

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○小林興起君 自由民主党の小林興起です。
 私は、ただいま議題となりました議員津村啓介君を懲罰委員会に付するの動議につきまして、提出者を代表し、その趣旨の弁明を行います。(拍手)
 まず初めに、このような動議が出されたことは極めて不幸なことであり、同僚議員を懲罰に付さなければならないような行為に対し、非常に残念な思いでいっぱいであります。私としましては、このような趣旨弁明を行うことについて、極めて不本意であること、そして、それをいまだに恥じようともしない民主党の態度に怒りを禁じ得ません。(拍手)
 この議員津村啓介君を懲罰委員会に付する動議を提出するに至った理由は、去る六月五日、ちょうど十日前の参議院本会議の際に、民主党の一部の衆議院議員、三十人とも四十人とも言われておりますが、その行動に対し、津村啓介君をその代表として、懲罰委員会に付するものであります。
 あえて、民主党・無所属クラブの衆議院議員津村啓介君らはと申し上げます。参議院の与野党議員が議場に入っているさなかに、津村啓介君らは徒党を組み、六月五日、午前四時過ぎの参議院本会議において、集団で倉田寛之参議院議長の議場入りを実力で阻止をはかろうといたしました。その際に、「議長を中に入れるな」などと叫びながら、もみ合いの中で倉田議長の眼鏡を破損させるなどの被害を負わせるなどをして、参議院本会議の審議を妨害いたしました。
 このような行為は、平成十二年十月十二日の衆議院議院運営委員会における申し合わせ、「国会は衆議院と参議院で構成されており、それぞれの院の独自性、自律性が保たれなければならない。議員は他院の委員会での傍聴は許されているが、他院の秩序を乱し、議院の品位を傷つける言動は、厳に慎むべきである。」この申し合わせに明らかに反していることは明白であります。
 また、衆議院規則二百十一条に「議員は、議院の品位を重んじなければならない。」とあり、この規則にも違反していることは言うまでもありません。
 このように、参議院の審議に対して、本院から徒党を組み、審議を妨害するなどという暴挙は、何かと批判がありました五五年体制でもなかったことと聞いております。民主党は、どこまでルールを無視するのでしょうか。自分たちの要求が通らなければ何をしてもよいとお考えですか。とても政権政党を目指す政党とは思えません。猛省を促したいと考えます。(拍手)
 かかる動議は、懲罰の対象者である津村啓介君は当然のことながら、民主党執行部に対しての警告の意味を込めて提出するものであります。
 この暴挙については、津村君のホームページに概要が掲載され、その事実を認めた形になっております。掲載されていた内容の一部を御紹介すると、次のとおりであります。
 「三時半からは、参議院の民主党役員室で、四十人近い同僚代議士と待機。四時半ごろから再開した参院本会議では、倉田議長への不信任案が議題となる中で代行で議長席に座った本岡副議長が「散会」を宣告。にもかかわらず、その後、倉田議長が入場し、散会宣告の無効と「休憩」を告げる」中略「この時点で、我々衆議院からの応援部隊は、倉田議長の議場入場の実力阻止を行なったが、途中国対幹部から「退け」との指示が飛び、」云々とありました。
 個人的に、この阻止行動に参加していないと主張する人はいますが、民主党としては、この阻止行動を否定していません。当初、傍聴に行ったとの主張もありましたが、その声も次第に聞こえなくなりました。
 何より、津村君本人がその行為を認めているところであります。したがって、これを懲罰委員会に付して懲罰を科すべきものと考え、再発防止を強く求めるものであります。(拍手)
 どうぞ、皆さん、党派を超えて、議院の品位を確立し、我が国の議会制民主主義の健全な発展を期する見地から、この動議に対して、議員各位の御賛同が得られますよう切に要望して、本動議の提案の趣旨弁明とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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発言情報

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発言者: 小林興起

speaker_id: 14823

日付: 2004-06-15

院: 衆議院

会議名: 本会議