山本和儀の発言 (共生社会に関する調査会)
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○参考人(山本和儀君) 私は、今回ここへ出席させてもらって皆さんの話を聞かせてもらってまず感じたのは、ますます道が遠いなという具合に感じます。
今、隣の先生が言われた、教師としては悔しいということだったんですが、教師の悔しさなんかどうということはないと。本人、家族が、あるいは保護者が喜ぶ教育こそすばらしい教育だという具合に感じているんです。数学は多少後れても、それよりも、その三年間で学び得たすばらしい共生の感覚を本人だけではなく他の人たちも、子供たちも共有したんだという、そのところをしっかり認識してほしい。
そして、今まで述べておられた三人の方々の話を聞いていたら、教師が教師がということですけれども、そうしたら子供たちはどうなのかということですね。子供たちの幸せというのはどこにあるのか。子供たちの幸せというのは、まず、今言われたようなことは知識論であり技術論にすぎないんです、ユーティリはどうするのか、あるいはインフラをどうするのかという議論になるんで。
基本は、統合教育の基本は、ともに学び合う機会があること、その中で子供たちが成長していくんだと。いろんな障害を持つ子供たちに対して当然それぞれ特別に配慮するというのは当たり前の話であって、その上に私は統合教育ということを話をさせていただいているんだという具合に理解していただければ有り難い。
一番大事な時期を、本人や保護者の方が望まない教育が果たしてそれはいい教育なのかということを特にやっぱり専門家の人たちに分かってもらいたいなという具合に思います。当事者が選ぶ、自立とは自己決定できることが大事であって、そこをきちっと押さえるということからすべてが出発するんであって、知識、技術を押売することではない。彼らの持つ問題をどう支えていくかという理論の構築を変えてほしいという具合に思います。
以上です。