狩野安の発言 (共生社会に関する調査会)

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○会長(狩野安君) ただいまから共生社会に関する調査会を開会いたします。
 共生社会に関する調査を議題といたします。
 「共生社会の構築に向けて」のうち、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の見直しに関する件について、質疑を行うことといたします。
 改正案の起草に先立ちまして、理事会の申合せにより、私から調査会を代表して質疑をいたしたいと存じます。
 昨年二月に、調査会の理事会の下に配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の見直しに関するプロジェクトチームが設置されました。このプロジェクトチームの現在のメンバーは、座長を務める自由民主党の南野知惠子委員、副座長を務める民主党・新緑風会の神本美恵子理事、公明党の山本香苗理事、日本共産党の吉川春子委員、社会民主党・護憲連合の福島瑞穂委員、みどりの会議の高橋紀世子委員であり、会長及び理事も随時出席、発言をしてきたところであります。
 プロジェクトチームの活動経過、さらには配偶者暴力防止法改正案の骨子の内容につきましては、これまでも本調査会に報告がなされてきたところでありますが、プロジェクトチームのメンバーの方々の御尽力により、このたび配偶者暴力防止法改正案がまとまりました。
 そこで、改正案の起草に先立ちまして、理事会の申合せに基づき、私から以下の点について関係省庁に質問をさせていただきます。
 まず、保護命令関係についてであります。
 このたびの法改正の焦点の一つが刑法上の脅迫を保護命令の対象となる暴力とするかどうかでありましたが、今回は見送られております。そこで、脅迫を保護命令の対象とすることができない理由、さらには、次回の法律見直しに向けて、脅迫を保護命令の対象とすることについて、保護命令の保護法益の在り方を含めて検討をしていく意思があるかどうか、法務省にお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 115914046X00520040325_001

発言者: 狩野安

speaker_id: 23341

日付: 2004-03-25

院: 参議院

会議名: 共生社会に関する調査会