岡崎トミ子の発言 (共生社会に関する調査会)
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○岡崎トミ子君 ありがとうございます。
今日は、各党の皆さんたちが代表されて意見を発表していただきまして、本当にありがとうございます。
私の手元には羽田さんの意見発表がちょっとメモとしてありますので、この中で、ふだんから当たり前のように受け入れられる社会を作らなければ、要らぬ隔離をしたり特別な扱いをしたり、どう接していいか分からないという言葉が出てしまうのではないかという、この言葉に、私は今の学校教育の在り方とか、社会の中で本当に障害を持つ人たちが悲しい思いをしたり、本当に社会参加や自立ができない現状があるな、非常にだれにでも受け入れられやすい、分かりやすい言葉で表現していただいたなというふうに思っています。
そして、今の神本さんの意見発表にもありますように、こういうことは結局分け隔てられることのない学校教育を原則にしてほしいという、そういうことがまず根本にあるんだなというふうに思うんです。学校の中でともに学び、ともに育つということがなければ、社会の中に出てともに共生の社会を作っていくという、こういうふうになかなかなりにくいということだというふうに私は思っています。
実は、五月八日に障害を持つ人たちが全国集会を開かれまして、五月十日月曜日には国会においでになって、障害者基本法、この改定に向けての要請というのをいただきました。それが私はこのまま国会の中で受け入れられるように私たちは頑張りますけれども、多分それがそのとおりの文章にはならないというふうに思いますので、その思いを是非この共生社会調査会に託したいと思いますので、どういうことを要望されたのか、二つ挙げたいと思います。それは、もうなかなか修正というのは難しいので、附帯決議の中にでも入れてほしいという、そういう願いでした。
それは、障害者があらゆる活動に際して分け隔てられることなく参加する権利を有することを旨として取り組んでいっていただきたいということが一つ。そしてもう一つは、普通学級にすべての子供を在籍させる。つまり、今の公立の小学校、中学校というところにすべての子供たちが入学できるようにしてほしいという、インクルーシブな教育というふうにありますけれども、つまり、これは日本語に訳しちゃうと包括となりますから、包括というと何だろうということになりますので、暮らしていけるところまで、地域社会の中で受け入れてもらえるまで、つまり、結局のところは就労の問題や、あるいは所得保障の問題や町の中での住宅の問題や、それから、地域の中で市民が本当にどのように協力してやっていってくれるのかという、伊達市の市長が五つの提案があるというふうにおっしゃって、こういうことを実行していくのが大事だというふうに言われた、そういうことが地域社会の中でどう受け入れられていくのか、その根本的なものを作っていくためには、この当たり前だという、分けないことを原則にしていってほしいということだというふうに思います。
その分け隔てられることのない教育を目指すということ、それから、そういうことを選択する。私たちは、私たちでも選択をし、そして自己実現をするにはどうするかということを言っているわけですけれども、障害を持つ人たち、すべての人たちにとっても、あらゆる選択をし、そしてその自己実現ができる、その社会のお手伝いをするのが私ども議会人の役割ではないかというふうに思いまして、そのための教育環境の整備ということに最大限努力をしていかなければいけないのではないかということを申し上げたいと思います。
以上です。