高野博師の発言 (国際問題に関する調査会)

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○高野博師君 長参考人に簡単に二点ほどお伺いしますが、NGOの関係の仕事をされるということでのあなた自身のどういう理念、思想あるいは信念というものがあってこういう分野に入っていかれたのか。人間の安全保障とかいう、こういう考え方についてどう思われるか。
 もう一つは、NGOが政府とか軍から独立性を保つということなんですが、政府から資金援助をもらうということについてはどうお考えか。NGOが民間の資金調達だけでは間に合わないと思うんですが、それについてお伺いいたします。
 それから、津守参考人に、この現在の、このペーパーにありますアメリカのプレゼンスも含めた現在の安全保障構造の脆弱性と、それを補完する意味での、中長期的には多国間の安全保障の枠組みと、こう言われているんですが、この枠組みはイスラエルは入らないと理解しているんですが、イスラエルが入らない安全保障の枠組みというのはイスラエルにとっては脅威と映らないかどうか、あるいは、この作った枠組みがだれからの、どこからの脅威、だれからの安全保障なのか、そこの位置付けをお伺いしたいと思います。
 それからもう一つ、ちょっと簡単に。先週、中国へ行ってきたんですが、中国の要人に聞いてくりゃよかったんですが、時間がなかったものですから。
 中国がイラクに今回かかわっていないという理由はよく私理解できないんです。ただ武力行使が反対というだけではないんじゃないかと。というのは、胡錦濤さんがこの間フランスに行って、エジプトとアルジェリアとガボンに行かれた。これはもう明らかに石油をねらって行っているわけですが。それから、中南米に対する中国のプレゼンスも相当大きくなっている。中国が全体としてこの石油戦略を持っていると。そういう中で、中近東、中東からの石油の依存を脱却したいというそういう意図があるんじゃないかと思うんですが、しかし一方で、中国には二千万人ほどのイスラム系の国民がいるんですね。その中にはかなりイスラムにかかわってテロにも関係している人が相当いるという情報もあるんですが、そういう中で、中国のイラクも含めた中東へのかかわり方というのはよく理解できないんですが、その辺を分かれば教えてもらいたいと思います。
 それから、茂田参考人には、イラク問題との関係で、この中東問題の根源はパレスチナ・イスラエル問題だと、こう言われるんですが、今回のイラクの問題というのはどうもパレスチナ・イスラエル問題と余り関係ないような気がするんですが、それ、関係があるとすればどういう関係性なのか、ちょっと分かりやすく教えていただきたいと思います。
 もう一つ、中東におけるアメリカが言っている民主主義革命というこのやり方というか考え方をどう思われるのか、簡単で結構ですので。
 以上です。

発言情報

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発言者: 高野博師

speaker_id: 15245

日付: 2004-02-16

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会