竹中平蔵の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(竹中平蔵君) 松谷委員からは、大変重要な問題を御提起くださっているというふうに思います。
競争一辺倒ですべてが解決するとは、もちろん当初から毛頭思っておりません。個性ある競争は必要だと。しかし、その必要な競争の上に立って、結果的に日本国民としての安定した生活、経済活動環境が得られるような場を作っていく、環境を作っているのが正に政治の仕事であるというふうに思っております。
総理も先ほど御発言されましたように、正にマクロの経済が良くなっている今こそ、この状況を地域に浸透させなければいけない、中小企業に浸透させなければいけない、そういう考えそのものを打ち出したのも実は経済財政諮問会議でございます。経済財政諮問会議の場で、正に昨年、マクロ経済に良い兆候が出始めたその瞬間に、次は地域であると、であるからこそ地域の再生本部を作らねばいけないと。これは繰り返しになりますが、実は経済財政諮問会議の場からこういう声を上げまして、それが今形になりつつあるところでございます。
そこら辺は是非御理解の上で、また地域再生のプログラムも、これは金子大臣が御担当でございますが、先般、第一次の募集をいたしました。三百を超える自治体からそういう声が上がっておりますので、先ほど総理からもお話がありましたように、是非ともここはいろんな知恵を出し合って実現できるものは実現したい。構造改革特区は正に規制改革だけでありますけれども、再生の方はそれプラスアルファの、政府としてできることを更に考えていこうということでございます。
しかし、三百というふうに申し上げましても、三千幾つある自治体のうちの実はまだ一割しかそういうものが出ていないというのも現実でございます。我々としては、自治体にも働き掛けて、是非しっかりとしたプログラムを出していただきたい。それに対して政府として、もちろん財政の制約がございますけれども、こたえられるものはこたえることによって、こたえることによって、この今の良くなり始めたマクロの状況を是非とも地域に浸透させたい、中小企業に浸透させたい。そうすることによって、構造改革の成果を国民が広く分かち合えるような環境を是非とも作っていきたいという非常に強い決意を持って当たっております。