菅直人の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○菅直人君 まず、総理はこの間、今のような答弁を繰り返してきました。しかし、少なくともイラクの戦争が始まった時点では、大量破壊兵器が存在する、それが他の独裁国やテロリストに渡ると九・一一を超えるような惨劇が繰り返されるおそれがあるから、それを防ぐために先制攻撃を支持するんだと言われました。そのときは大量破壊兵器の存在を前提とした言葉だったのが、今や大量破壊兵器を廃棄したことをイラクが証明しなかったからやったんだと。ないことを証明することが難しいというのは論理学の常識であります。
そういった意味で、大義名分が、何度総理がこの場で同じことを言われても、少なくとも戦争が始まった時点におけるそのことと根本から違う論理を組み立てられているということをこの場で申し上げておきます。
それからもう一つ、総理から、私が憲法に反しているということを言ったことに対して説明しろということですので、これは簡単です。総理自身が今言われました。つまり、武力行使はしない、あるいは非戦闘地域には自衛隊は出さないと言われるけれども、今、非戦闘地域には、地域にしか自衛隊は出さないと言われるけれども、今イラクが、非戦闘地域がどこにあるか。先日も迫撃砲がサマワにも撃ち込まれました。そういうことから考えれば、非戦闘地域であるから出すという論理が崩れた途端にこれは憲法違反になるという組立てになっているわけですから、そういった意味で、明らかに非戦闘地域ということが、例えば近くも、近くにでも、非戦闘地域、戦闘地域がなった場合は活動を停止すると、これは総理が言われたんですよ、私が言ったんじゃないですよ。そう言っている中で、総理がそのことを、ちゃんと非戦闘地域ということが国民に納得できるように説明できない。私に説明できるわけがないじゃないですかとまた言われるんですか。
これが憲法違反の私が申し上げた理由です。何か反論がありますか。