金田英行の発言 (農林水産委員会)
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○金田副大臣 今回のWTOの交渉、本当にいろいろと、どうやって関税を下げるルールをつくるかということで、スイス・フォーミュラとかUR方式だとかそれのブレンド方式だとか、いろいろなことが直前まで言われていたわけでございますが、最終的に階層方式ということになったわけでございます。
こういったことが全品目に適用されますと、我々がどうしても守らなきゃならない重要品目については、後、相当の関税の引き下げが強要されるわけでございますけれども、この重要品目、センシティブ品目については別枠だと。階層方式、下げなくてもいい、それとは別枠のルールだということにされたことによって日本の主要農産物が守られる、そういった素地ができたというふうに考えておるわけでございます。
この重要品目について、数はどの程度にするか、それは各国の主張と裁量にゆだねられているわけでございます。そしてまた、どんな数というか、関税割り当て品目の百十四とか百二十ぐらいだろうというふうに言われていたわけなんですけれども、これにつきまして、各国の裁量だということになっているわけですので、この数をふやすこともできるというような、そういった余地を残しているわけでございます。また、前の議長案にありました関税の最低削減は重要品目についてもやるべしというようなことがあったわけでございますけれども、これも削除させることができたということでございます。
また、この重要品目についてどうやってやっていくかということでありますが、関税削減ともう一つは関税割り当て約束の組み合わせを通じた市場アクセスをつくるんだ、こういうことでございますけれども、その一方で、センシティブ品目への配慮があって初めて最終的なバランスが達成されるということも一方に書かれているわけでございますので、一律的な関税割り当ての拡大は求められることがないというように考えておりまして、この主張をこれからのモダリティー交渉の中でもしっかりと確保していくように努力していくことが必要だというふうに考えているところでございます。