西川京子の発言 (農林水産委員会)

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○西川(京)委員 ありがとうございます。
 ある意味では、日本の文化の根幹である日本の農業、この問題の、その多面的機能というものをきちんと守っていくことと、足腰の強い農業をつくっていくことということは相反する問題になりがちでございます。これはやはり、WTOの今回の妥結の方向の中で当然厳しい要求がされる、そしてその中では、市場原理に基づいた、あるいは消費者に向かった本当に足腰の強い農業をつくっていかなきゃいけない、食料を確保していかなきゃいけない。そして、それとともに、本当に日本の地域を支えている農業というもの、いろいろな要素を含む農業の持つ多面的な面、そのことを大事にしていくことと、これを両立させながら強い農業をつくっていくということは本当に至難のわざであると私は思います。その中での大変厳しい対応を迫られます。
 今回、この外交努力と相まって、その三つの柱を、どうやってこれから日本の農業を鍛えていくのか。そのことはひとえにこれから大臣の肩にかかっているわけでございますので、どうぞ、今後のますますの御精励を心から御祈念申し上げまして、頑張っていただきたいと思います。
 一応、今回、WTOの問題はこのくらいにいたしまして、もう一つ、私、どうしてもちょっと気になる米国のBSEの問題について、御質問を一、二させていただきたいと思います。
 平成十五年の十二月に米国でBSEが発生して以来、いっときは、テレビを中心としたあの吉野家騒動、そしてパニック状態のような騒動がありましたが、その後ずっと日本政府が牛肉の輸入を停止したままで今日を迎えているわけでございます。
 食品安全委員会の今回のいろいろな何回かの日米のワーキンググループの話し合いの結果を踏まえて、食品安全委員会における検討の概要というのが出されております。この中で一つの大きなポイントとして、本当に若い牛のBSEに対する危険性というものを検査するというのは、今の検査方法ではまずやはり無理だろう、そういう見解はどうも日米で一致しているようなところがあるようでございます。
 そして今回、このBSEの問題で、では、食品安全委員会として、日本の全頭検査という一つの大きな国民に対する安心、安全のメッセージは捨て去るのか、そこのところが今一番の課題だと思いますけれども、今回のアメリカとのワーキンググループの話し合いによる概要の中で、日本側とアメリカ側との大きな一致点あるいは不一致点、幾つかコンパクトに言っていただけたらありがたいんですが。

発言情報

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発言者: 西川京子

speaker_id: 15059

日付: 2004-08-04

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会