西川京子の発言 (農林水産委員会)

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○西川(京)委員 私も最初は、日本の全頭検査はもうすばらしい、これは絶対消費者への大きなメッセージだ、そういう思いでおりました。
 その中で、アメリカがこの全頭検査を拒否するというのは、当然、牛の膨大な数、日本との差であって、これは物理的にまず不可能であろう、そういう中での一つの拒否であると私も思っておりましたが、今回、こういう問題でなるほどと。その一つの検査するものに対する日本側とアメリカ側の全く最初からの考え方の違いというのは確かにあったんだなということは、今回私も理解ができました。
 その中で私は、しかし、この食品安全委員会というものをあのBSE騒動の中で設置した、これは、第三者の方々をお招きして、中立的な、本当に国民への大きな一つの政府としてのメッセージだったと思うんですが、今回、若齢の、本当に若い牛のあれは、今の検査方法では不可能だという現実の中で、では、その牛たちを全頭検査から排除していいのではないかという議論は当然出てくるわけでございます。
 この牛の年齢というのが、アメリカによると歯の検査でわかると言っているそうでございますけれども、実際にはそこのところは微妙に、きちんとした特定はできないわけです。そういう中で、どの程度の年齢を排除するのか、そこの決定というのは非常に難しい選択を迫られると思うんですね。そしてまた、では、全頭検査の中からその部分だけは排除するという方向が果たしていいのか、そのことは非常に今、ひとえに政治にかかっている課題だと思います。
 その中で、輸入を再開するがために、アメリカ側に寄って譲歩してしまった、その印象は非常に私も……(発言する者あり)いや、ですから、私もその問題はこれからの政治的課題だと申し上げているんです。アメリカ側に寄ってしまった印象を与えていいのか、そのこともあると思います。(発言する者あり)趣旨を誤解していらっしゃいます。
 私は今、その大変難しい判断を、私どもは全頭検査は大事だと思っています。その中で、しかし、現実に若齢牛が検査としては出ないのである、ならばその部分はいいじゃないかというアメリカ側の議論も、気持ちとしては理解できるところがあります。
 その点に関して、今の食品安全委員会の立場、そのあたりを、ぜひきちんとした見解を聞かせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 116005007X00120040804_021

発言者: 西川京子

speaker_id: 15059

日付: 2004-08-04

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会