北側一雄の発言 (本会議)

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○国務大臣(北側一雄君) 今後の災害対策の考え方についてお尋ねがございました。
 ことしは、七月の新潟、福島、福井の梅雨前線による豪雨に続き、台風が相次いで上陸し、多くの人命や財産が失われる水害、土砂災害が発生いたしました。先般、台風二十一号の後に、私は、愛媛県、また香川県を視察させていただきました。人的被害、また経済的損失の大きさを目の当たりにしたわけでございますが、上空からヘリで視察をさせていただきましたところ、至るところで山腹崩壊による山肌が見え、豪雨災害の悲惨さというものに強い衝撃を受けたところでございます。
 今回の災害では、最近の気候変動により、かつて経験したことがない豪雨による土砂崩れや堤防決壊など、これまでの河川、砂防等の整備だけでは十分に対抗できない状況が多く見られたわけでございます。避難勧告をどう的確に判断するか、防災情報をより早く正確にどう伝達、提供するか、また、御指摘のございました高齢者等の円滑な避難をどう進めるかなどに関する課題も明らかになったわけでございます。こうした課題にしっかり取り組みをさせていただきたいと考えております。
 水害や土砂災害から国民の生命財産を守るのは、国の最も基本的な責務でございます。今回の災害の迅速な復旧に全力を尽くすのはもちろんでございますが、既に堤防等の緊急点検を行ったところでございます。また、関係府省と連携し、リアルタイム情報の提供、地域の水防体制の強化、より高度な防災気象情報の伝達など、総合的な検討を開始しているところでございます。
 特に、市町村が作成する洪水ハザードマップについては、現在、作成済み市町村は、いまだ三百三十四市町村にとどまっております。これが全国で早期に整備されるよう強力に支援してまいりたいと思います。
 また、今回の災害にかんがみ、中小河川等の整備と管理のあり方などについても検討し、集中豪雨による水害や土砂災害対策について抜本的な取り組みを推進してまいる決意でございます。(拍手)
    —————————————
    〔議長退席、副議長着席〕

発言情報

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発言者: 北側一雄

speaker_id: 4622

日付: 2004-10-14

院: 衆議院

会議名: 本会議