吉川春子の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○吉川春子君 ありがとうございます。
立法府でありながら閣法を成立させているというのが、今の国会の姿だと思うんです。
私は、学生のときは、内閣に法律を提案する権利があるかどうか、内閣が法案を提案するというのは違憲ではないかというような学説さえ勉強して、国会へ来ましたら今度は、もうほとんど、今よりも、もう二十年以上前ですから、ほとんど閣法だけを審議するという国会の姿にちょっと本当にびっくりいたしました。立法府であるからには、やっぱり立法をもっと可能にするような条件、人的なものも含めて、それが求められていると思います。
それで、数年前の参議院の改革協で、実は立法の要件として、今は十一人以上が議員立法の提案、それから二十一人以上が予算を伴うというふうになっているんですけれども、実は、自民党から共産党まで各会派合意で、三人いれば立法ができるようにしようじゃないかという、そういう案をまとめて議長に提出したことがあるわけですけれども、それがまだ国会法の改正につながらなくて今日に至っているわけですけれども、そういう点で、やっぱり今の、まあ参議院に限らないんですけれども、立法できるのは大きな党が議員立法もできると、こういう形になっている点については、やっぱり早急に提案ができるように、私は一人でも議員としては立法ができるようにすべき、それが理想かなとは思っているんですけれども、そういう点についての改善が求められていると思います。
いずれにしても、皆さんの御意見を伺っていて、憲法を変えるという形で参議院をどうこうしようという場合は大体、参議院の弱体化、チェック機能の低下につながっていくかなと。会計検査院とかその他の問題は憲法を変えなくても、今ちょっと条文で確かめてみたんですけれども、国会に所属できるとか、そういうことを考えますと、私たちは憲法を改正しないという立場だからあえて言うわけではありませんが、やはり参議院の機能を高めて本当にチェック機関として、あるいは民意の反映の機関としていけるようにするために私たちの努力が求められているのではないかということを追加的に発言いたします。