尾辻秀久の発言 (本会議)
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○国務大臣(尾辻秀久君) 社会保障制度全般の構築の方針についてお尋ねがございました。
社会保障制度につきましては、持続可能で安定的なものとしていくためには不断の改革を行っていくことが必要であります。
私は、今後、自立をキーワードとして、これに共助、公助を適切に組み合わせ、国民が安心して暮らすことができる社会保障制度の構築を全力で取り組んでまいりたいと考えております。昨日も申し上げましたけれども、キーワードは自立でございます。
次に、少子化対策についてのお尋ねがありました。
これまでも様々な角度から取組を進めてまいったところでありますけれども、残念ながら少子化の流れを変えるに至ってはおりません。日本が、お話にございましたように、かつてのローマ帝国の二の舞を演じることがありませんように、国を挙げて総合的に取り組んでいくことが必要でございます。
本年六月に閣議決定されました少子化社会対策大綱に基づきまして、本年中に策定いたします新新エンゼルプランにおきましては、子供を産み育てやすい環境整備が進められているという実感を持っていただけるような計画作りを進めてまいります。
高齢者が長生きし、生きがいを持つことができる社会作りについてのお尋ねがございました。
我が国は既に世界最高水準の平均寿命を享受しておりますけれども、御指摘のとおりに、単なる長寿にとどまらず、健康に暮らせる期間である健康寿命を延ばすことが大変重要でございます。このため、平成十七年度からの十か年戦略、健康フロンティア戦略を定め、介護予防等の取組を重点的に進めてまいります。
社会保障の財源についてのお尋ねがございました。
昨日もお答えいたしましたように、社会保障に要する費用は急速な少子高齢化が進む中で増大をしてまいります。その費用につきましては、利用者負担、保険料負担、公費負担のこの三つしかないわけでございますから、これらを適切に組み合わせることによって所要の財源を確保していくことが重要でございます。
消費税を含めた税、保険料等の負担と給付の在り方など、今後の社会保障財源の在り方につきましては各方面で幅広く御議論いただいているところでございまして、私どもといたしましても真剣に議論して取り組んでまいりたいと考えております。(拍手)
〔国務大臣中山成彬君登壇、拍手〕