茂木敏充の発言 (予算委員会)

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○茂木委員 本日は、先週の案件もありまして、急遽設定をされた外交・経済に関する集中の審議であります。こういった形で与野党がそろって真摯に国政の問題を議論する大変貴重な機会だと思っております。
 そこで、北朝鮮そしてイラク問題を中心にしまして、小泉総理、町村外務大臣に質問させていただきたいと思います。
 まず、北朝鮮問題であります。
 先週の木曜日、午後三時に、北朝鮮の外務省のスポークスマンが唐突な声明を発表いたしました。極めて非建設的、遺憾な声明であった、このように私は考えております。声明のポイントは、御案内のとおり二点ございまして、まず、北朝鮮が自衛のための核兵器を製造したと初めて公の場で表明したこと、それから二点目に、六者協議への参加を無期限で中断すると一方的に表明したことであります。
 さらに、米国の第二期のブッシュ政権について、北朝鮮敵視政策に固執していると改めて批判をし、そして日本についても、拉致問題が解決済み、遺骨問題は捏造、日本が日朝平壌宣言を白紙に戻したなど、事実とは全く異なる極めて不当な批判を行い、日本の六者協議への参加を認めるのは困難との一方的な立場を主張しております。
 小泉政権の北朝鮮政策の基本姿勢、私なりに理解すれば三点あると思っております。
 まず第一点は、戦後日本外交の残された懸案であります日朝国交正常化の早期実現の問題。そして二番目に、二度にわたる総理の訪朝初め、誠意ある交渉を通じた包括的問題の解決。そして、ヨーロッパでは既に冷戦構造が終わっております。東アジアにおける二十一世紀の新たな安全保障環境の構築とそのための六者協議の推進。こういう三点が私は基本である、こんなふうに考えております。
 そして、日本や六者協議の参加国が、北朝鮮の核、ミサイル、拉致問題の包括的解決にまさに真摯に取り組んでいるこの時期、今回の北朝鮮外務省スポークスマンの声明は、日本を初めとする関係国の外交努力や国際社会の期待に逆行する極めて遺憾な対応であると、国権の最高機関、この国会の場におきまして、まず厳しく非難、強く抗議をさせていただきたいと思います。同時に、時代おくれの瀬戸際外交、さらに、北朝鮮のおどしは、我が国にも国際社会にも全く通用しない、そのことを明言させていただきたい、そのように考えております。
 そこで、まず、この北朝鮮問題に歴代の総理の中でもだれよりも情熱を傾け真摯に取り組んでこられた小泉総理が今回の北朝鮮の声明をどう受けとめられたか、御所見を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2005-02-14

院: 衆議院

会議名: 予算委員会