小泉純一郎の発言 (予算委員会)

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○小泉内閣総理大臣 詳細につきましては後ほど外務大臣からも答弁あると思いますが、私は、今茂木議員が言われたような主要な指摘、そのとおりだと思っております。
 まず、今回の北朝鮮側の声明については、これは問題がある。北朝鮮にとって決して利益にはならない。日本としては、日朝平壌宣言というのは両国の正常化に向けて重要な政治文書でありますし、将来、北朝鮮と日本との間に正常な関係を結ぶということが両国にとって利益になることである。同時に、この正常化を実現するためには、拉致の問題、核の問題、ミサイル等の問題、これを総合的、包括的に解決することが前提である。
 そして、なおかつ、この北朝鮮との問題は、日本と北朝鮮との二国間だけの問題ではありません。お隣の韓国はもちろん、アメリカ、中国、ロシア、いわゆる北朝鮮との隣国である関係諸国との問題を考えますと、北朝鮮にとっても、北朝鮮を含めた六カ国協議という場は、将来の発展のためにも良好な関係をこの五カ国と結んでいくということは極めて重要であり、北朝鮮にとって最も利益になるのではないかという観点から、私は、それぞれの関係の、米朝二国間、あるいは韓国との関係、中国との関係、ロシアとの関係を含めたそれぞれの国との関係と同時に、六カ国協議の場を重視していくことが北朝鮮にとっても利益になる、そういう観点から交渉を進めてきているわけであります。
 しかし、今回、北朝鮮の新たに発出されました声明というものに対しましては、その表現された文章だけをとってみれば問題であるというのは事実であります。しかし、同時に、過去の北朝鮮側の正式な発表ぶりとそこに秘められた真意というものもやはりよく考えて判断していく必要があるということを考えますと、今後とも、この問題につきましては、早く北朝鮮側が六カ国協議の場に出てきて、国際社会の一員に加わることが最も北朝鮮にとって利益になるという働きかけを、今後も中断することなく、日本政府としては働きかけていく必要があるというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2005-02-14

院: 衆議院

会議名: 予算委員会