小泉純一郎の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小泉内閣総理大臣 日朝平壌宣言というものを私と金正日氏の間で署名し、これを将来の日朝国交正常化につなげる重要文書であるという認識を持っていることについては、私は、今でも有効であると思っております。
しかし、最近の北朝鮮側の言動を見ていますと、この日朝平壌宣言の精神に反している面が見られるということも、問題があると思っております。要は、この日朝平壌宣言の精神というものをいかに現実に実施していくかということについては、やはり粘り強く、忍耐強く、お互い誠意を持って対処していこうという努力が必要ではないか。
今、確かに、北朝鮮側の発言につきましては、我々としては納得できない面が多いわけでありますが、かといって、日本側との正常化を望んでいないかというと、そうでもない。六カ国協議、無期限中断すると表面的には言っておりますけれども、果たして、中断して北朝鮮にとってどんな利益があるのかということを考えると、何ら利益がない。そういうことを考えますと、先ほど申し上げましたように、公式的に発言している面と、やはり交渉の扉はあけておきたいという真意もよく見ておかなきゃならない。
そういう観点から、引き続き我々としては、六者協議に応じるような働きかけ、そして将来、日朝国交正常化というのは、両国だけでなく朝鮮半島全体にとって、平和的、実現していくことが世界の安定のためにも重要ではないかという努力を今後も続けていかなくてはならないと思っております。