町村信孝の発言 (予算委員会)
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○町村国務大臣 まず、国際的な働きかけの方から申し上げますと、昨年十一月にエジプトのシャルムエルシェイクという場所で、イラクはもとよりでございますが、周辺国及びG8の各国ということで関係国が集まりまして、国際社会で協力して、まず選挙を成功させようという会議を開きました。
私も機会を得ましてそこに参加したわけでございますが、確かに、その中でも、選挙はちょっと延期した方がとかいういろいろな声が内々あったことは事実でありますが、しかし、予定どおり実行して今回のような成果をおさめた。このプロセスをもう一度どこかでやろうという内々の話が今始まっておりまして、そんなに遠くないうちに、そうした国際社会からの働きかけというものが出てくると思います。
それから、もう一つ大きいのは、だんだん重要性を増してくるのが、やはり何といっても国連でございます。国連のアナン事務総長も、今後のイラクの政治プロセス、治安の状況を見ながらということはあるかもしれませんが、次第に国連の方々のプレゼンスをふやしていくというような形で、国連が今まで以上に、より大きな役割を果たしていくということが必要なんだろう、こう思っております。
それから、今委員が言われた三つの点、本当にそれぞれ重要な今後のイラクの国家としての命運を担う三つの大きなポイントを指摘いただきました。そのとおりだろうと思います。
その第一の、バランスのとれた代表ということであります。
議会は議会として、一応選挙結果があるわけでありますが、それはそれとしてと言っちゃいけませんけれども、その機能をさせるものとして、同時に、例えば大統領と首相と議会の議長、これをどんなバランスで主要なグループに配分するかとか、あるいはそこに至る以前に、もう既に大統領あるいは首相が努力をし始めているようでございますが、いろいろなグループ、いろいろな宗派の代表との水面下あるいは水面上の話し合いも既に行われていると私ども承知をいたしております。
そういう意味で、各派のバランスはとれた形で今後の憲法制定作業が行われ、そしてまた次なる投票が行われるというふうにさせる、そういう方向に進んでいくのが非常に重要だ、こう思います。
そして、そのことが先ほど言われた治安の回復のいわば大きな土壌をつくるという意味で非常に重要なんでありましょう。そういう形が必要だということは、いろいろなまた国際的な構成員からもイラク政府に発言が届いております。私どもの在バグダッドの大使からも先方政府に対するそうした意図も内々伝える等の外交努力もやっているところでございますが、今後とも、今、委員が言われたような幅広い代表が今後のイラクの統治機構の中にしっかりと組み込まれていくように努力をしていただきたいと心から願っているところであります。