小泉龍司の発言 (予算委員会公聴会)
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○小泉(龍)委員 おはようございます。自由民主党の小泉龍司でございます。
四人の公述人の先生方におかれましては、大変早朝からお越しをいただき、また、大変貴重な、御示唆に富むお話を賜りました。厚く御礼を申し上げます。
私、ちょっと風邪を引いておりまして、ふだんもう少しいい声なんですが、お聞き苦しい点がありましたらお許しをいただきたいと思います。
それぞれ大変興味深いお話でありまして、どなたにというふうに思いましたけれども、やはり三位一体改革の議論を経て、今国会、予算案ができ上がっておりますので、梶原公述人に、地方分権のあり方について、素朴な、また率直な疑問点を三つほど順次お聞きしたいというふうに思います。
一つは、地方六団体から御要望がありました。我々も、総理の御指示もありまして、真摯にこれを受けとめて一生懸命議論はいたしました。しかし、議論をしている横から、今度は市町村長の方々が、いや、これじゃ困るんだ、こういうふうにしてくれというようなさまざまな市町村の要望というものが個別に我々には数多く寄せられたわけでございます。
明治維新以来、都道府県制度だけが動いていない。また、十カ国を擁する国なんだ、日本はGDPで見ると十カ国分あるんだというふうにおっしゃいましたけれども、アメリカのカリフォルニア州ぐらいの広さのところで国と県と市町村と三層構造になっていること自体が非常に不自然でもあり、非効率ではないかなというような思いもそのとき持ったわけでございます。
きょうのお話の中で、民に近いところに財源と権限を移していくことが地方分権であるというお話でございましたので、県と市町村の間のいわば三位一体改革、県から市町村に権限を、予算をおろしていく、こういう取り組みについてどのようにお考えになるのか。現実に、全国市長会からは、県を通じて流れてくる補助金については、最終的には事業主体である市町村に税源移譲をしてもらいたい、あるいは、国から出されております交付税の中で都道府県の取り分が徐々に徐々にふえている、市町村に回ってこない、これを何とかしてくれ、こういう話もございます。
したがいまして、中二階という言葉は今政界では禁句かもしれませんけれども、中二階の都道府県というのがどうも私は要らなくなってくるんじゃないんだろうかな、広いブロック制のもとで、道州制のもとでやっていく。三層構造の中で国が要らないと思う人はいないでしょうし、基礎的自治体である市町村が要らないと思う、議論をする人もいない。その中で、都道府県のあり方というものを広い地方分権の視野の中でどのようにとらえておられるのか、ぜひ御教示を賜りたいと思います。