若林秀樹の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○若林秀樹君 ありがとうございます。
私も、二つの点について、参議院の構成の在り方について述べさしていただきたいと思います。
今、これまでの議論を聞いておりますと、参議院は本来のあるべき姿としての良識の府、再考の府という議論があるという一方、今、地域主権の流れの中で、やっぱり地域代表としての人が集まって地域主権を定着させる、機能させるような院の在り方という大きな二つの流れがある中で、これまでのそれぞれの皆さん方の御意見は私は圧倒的に前者の方ではないかなというふうに思っております。
そういう意味では、衆議院を前提とした場合のその補完機能としての参議院は、やはり例えば決算であったり外交、条約、中長期的な課題について真剣に議論するのが私はやっぱり参議院ではないかなというふうに思いますし、私もそういう意見に賛成でありますので、その意味において、それを当然構成するには、地域代表があってもいいと思うんですけれども、やはり有識者なり国民各層、様々な職業代表を代表する人が集まって議論をすることによって、衆議院とは違うやっぱり議論の質が高まるんではないかなというふうに思っております。
そしてもう一つは、やはり国会が何のためにあるのかということを考えますと、私は、国の利益あるいは国民の幸せを守り拡大することだというふうに思います。その意味において、グローバル化においてその利益の源泉、国民の幸せの源泉は必ずしも日本にないということを考えますと、さっき実質的な議論というのがありましたけれども、私は、国会というのは何か社内会議的に、お客さんが外にいるのにみんな内向いてやっぱり議論しているところが多いんじゃないか、そこに各大臣を縛っておいて議論したって私は意味がないと思うんですよね。
そういう意味では、実質的な議論ができるのと、私は、世界国会というのは現実にはないんですが、模擬世界国会としてもっとどんどんやっぱり日本の利益を代表して外に出ていくという議員が必要ではないかなというふうに思いますので、ああいうEU議会の流れ、EU憲法の流れの中で、私はその役割として参議院の議員がもっともっと日本を代表して世界に出ていく、そういう役割を担う機能としての参議院というのもあってもいいんではないか。それが、元に戻るんですが、地域代表ということよりも、それも大事なんですけれども、国民各層、有識者、様々な人たちが集まっていく参議院が必要ではないか、その延長線上に選挙制度も出てくるんではないかなというふうに思いますので、その二点について申し上げたいというふうに思います。
ありがとうございます。