2005-10-17
衆議院
大野功統
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
大野功統の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○大野国務大臣 山中委員から、もっともっと自衛隊として国際的な緊急援助活動をやれ、そういう観点からの三つの御質問でございます。
いずれにしましても、基本原則をまず申し上げたいのは、自衛隊は実力組織でありますから、相手方の要請がなきゃいけない、こういうことでございまして、仮に一般的な国際緊急援助チームに自衛官の医官を参加させるとしても、これは身分としては自衛官でございます。したがいまして、私は、やはりそのことについての相手方の了承、要請がなければならない、このように思っておるところでございます。
それから、そういう意味では、実績としましては、要請があった場合はたびたび、委員御存じのとおり、例えばインドネシア・スマトラ沖大規模地震のときにはきちっと医官を派遣しておりますし、また、中米ホンジュラスでのハリケーン被害に対しても医療活動を実施いたしております。
今回のパキスタン大地震に際しましては、先方からのそのような御要請がなかったということは御念頭に置いていただきたい、このように思っております。
それから二番目でございます。
医官、不足しているじゃないか、これは私、長官としても大変頭の痛い問題でございまして、この問題をどういうふうに解決していくのか。私は、やはり医官の処遇の問題、それから防衛庁関係の病院を一般に開放していく。今十七か十八ありますけれども、そのうち一般に開放しているのはわずか四つでございまして、もっともっと一般に開放して、その意味は、自衛隊の医官にいろいろな症例を経験してもらう、症例が偏り過ぎない、こういうことに配慮していかなきゃいけないのではないか。
その上で医官を充足させるということは第一の使命でございまして、その後をどういうふうに、今山中委員が御示唆くださいましたようなことも考えなきゃいけないな、このように思います。
それから、もっともっと足の長い輸送機を装備していけばいいじゃないか、このことは我々も十分認識いたしております。平成十八年度から国際平和協力活動にも使用できる空中給油輸送機KC767が順次納入される予定でございます。現在四機を予定いたしております。それから次に、十八年度概算要求で、輸送機としての能力、能力というのは航続距離であり、また貨物搭載量を大きくするということでありますけれども、向上させるために、C130Hに受油機能、油をもらう機能を付加する改修案というものに着手させていただきます。それから、平成二十年度以降でございますが、輸送能力が大幅に向上した新しい輸送機、CXと言っておりますけれども、を調達する予定にいたしております。
今後もなおこういう問題、大変私は、日本の自衛隊の活動として、もちろん昨年の新しい防衛大綱でも述べられておりますとおり、一つは日本を柔軟に、多機能、弾力的、実効性を持って守っていくこと、そしてもう一つは国際的な安全保障環境をよくしていく、これは大きな大きな日本の使命だ、自衛隊の使命だと思っておりますので、こういう面で努力してまいりたいと思っております。