大野功統の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(大野功統君) 私、まず北朝鮮という国を見た場合に、あれだけ深刻な経済問題に直面している、あれだけ深刻な食料不足に陥っている。にもかかわらず、なぜ、なぜ核の問題とか軍事力の問題とかもっともっと透明にしていかないんだろうか。もっともっと国際社会のもう照明の当たる舞台に出てきて、私のところはこうなっていますということを明らかにしていくべきだと思っております。そういう不透明な中での話ですが、やはり私はまず第一に申し上げたいのは、北朝鮮という国をやはり透明な国にしていく努力を日本も、そして六者協議でも、国際的にもやっていかなきゃいけないな、その中で核問題等、あるいは拉致問題等を解決していかなきゃいけないなと、こんな思いでございます。
 したがいまして、不透明な中で申し上げる実情でございますから、あるいは不正確な点もあるかもしれません。しかし、いろんな情報を総合して申し上げたいと思います。
 第一に、総人口二千二百万人でありますのに約五%が軍人でございます。日本に直しますと恐らく、自衛隊は今二十五万人でありますけれども、六百万人ぐらいの自衛隊になると、こういう計算になってしまいます。総兵力は百十万人。地上兵力の三分の二はDMZ沿いに展開している。そういうことで、国家予算に占める防衛費の割合、軍事費の割合というのも一六%程度あるんじゃないか。しかし、これも実は不透明なものですから、もっともっとあるのではないかと、こういうふうに言われております。
 ミサイル一つ取ってみましても、例えばノドンという、射程千三百キロですから日本の全域をほとんど射程内に収めている、収めることができるわけですけれども、相当程度配備が進んでいるんじゃないか。テポドン1も開発を進めているし、それからテポドン2も開発中である、こういうこと、情報でございます。
 核兵器問題でございますけれども、必ずしも断定的なことは申し上げるわけにはいきません。しかしながら、全般的なことから申し上げますと、既に核兵器計画は相当程度進んでいる可能性が高い、このように国際的には見ておるところでございます。
   〔委員長退席、理事浅野勝人君着席〕
 北朝鮮のこうした軍事的な動きというのは、やはり朝鮮半島の緊張感を非常に高めているわけでございまして、我が国を含む東アジア全域の安全保障にとりまして私は重大な不安定要因になっている、このように申し上げたいと思います。

発言情報

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発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2005-10-13

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会