木村仁の発言 (本会議)
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○木村仁君 ただいま議題となりました三件につきまして、総務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
三件は、日本放送協会の平成十三年度、十四年度及び十五年度決算の書類でありまして、放送法の定めるところにより、会計検査院の検査を経て内閣から提出されたものであります。
まず、平成十三年度決算につきましては、一般勘定が、同年度末における資産総額六千九百八十一億円に対し、負債総額は二千六百九十八億円、資本総額は四千二百八十二億円となっております。
また、同年度中の損益の状況は、経常事業収入の六千六百七十六億円に対し、経常事業支出は六千四百四十六億円で、差引き経常事業収支差金は二百三十億円であり、これに経常事業外収支及び特別収支の差金を加えた当期事業収支差金は百三十一億円であります。このうち、八十九億円は資本支出に充当し、三十七億円は建設積立金に繰り入れ、三億円は翌年度以降の財政安定のための財源として繰り越しております。
なお、本件には、特定検査対象に関する検査状況として「日本放送協会の非現用不動産の管理、処分状況について」を平成十三年度決算検査報告に掲記した旨の会計検査院の検査結果が付されております。
次に、平成十四年度決算につきましては、一般勘定が、同年度末における資産総額七千百十二億円に対し、負債総額は二千七百二十六億円であり、資本総額は四千三百八十五億円となっております。
また、同年度中の損益の状況は、経常事業収入の六千七百四十九億円に対し、経常事業支出は六千五百五十六億円で、差引き経常事業収支差金は百九十三億円であり、当期事業収支差金は百二億円であります。このうち、八十三億円は資本支出に充当し、十八億円は翌年度以降の財政安定のための財源として繰り越しております。
なお、本件には、「記述すべき意見はない」旨の会計検査院の検査結果が付されております。
次に、平成十五年度決算につきましては、一般勘定が、同年度末における資産総額七千二百二十五億円に対し、負債総額は二千七百二十四億円、資本総額は四千五百億円となっております。
また、同年度中の損益の状況は、経常事業収入の六千八百二億円に対し、経常事業支出は六千五百九十二億円で、差引き経常事業収支差金は二百九億円であり、当期事業収支差金は百十五億円であります。このうち、七十七億円は資本支出に充当し、三十七億円は翌年度以降の財政安定のための財源として繰り越しております。
なお、本件には、不当事項として「職員の不正行為による損害が生じたもの」を平成十五年度決算検査報告に掲記した旨の会計検査院の検査結果が付されております。
委員会におきましては、三件を一括して議題とし、NHKにおける信頼回復に向けた改革の状況、受信料減収に伴うNHK予算の補正の是非、NHK新生プランに基づく具体的な取組内容、受信料の公平負担の確保、受信料制度及び公共放送の在り方等について質疑が行われました。
質疑を終局し、討論に入りましたところ、日本共産党を代表して吉川春子委員より、社会民主党・護憲連合を代表して又市征治委員より、それぞれ三件に反対する旨の意見が述べられました。
討論を終局し、順次採決の結果、三件はいずれも多数をもって是認すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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