2006-04-17
衆議院
吉川元偉
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
吉川元偉の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○吉川政府参考人 最近のイラク情勢に関し、御報告申し上げます。
まず、政治プロセスにつきましては、昨年十二月十五日に行われました国民議会選挙の最終結果が二月の十日に発表され、三月十六日に国民議会の初会合が開催されました。目下、新政府発足に向けた各会派間の協議が精力的に行われており、今後、国民議会議長の選出、大統領の選出、首相の任命、閣僚の任命などが行われることになっております。
我が国は、イラクが困難を乗り越え、互いに民族、宗派を尊重し合い、国民和解に基づいた安定した政府を早期に発足させることを期待しております。これまでも、小泉総理大臣を初めさまざまなレベルでイラク側に働きかけを行ってきましたが、四月四日には山口新駐イラク大使がタラバニ大統領と会談し、同様の働きかけを行ったところであります。
イラクの治安情勢につきましては、地域により脅威の度合いは異なりますが、依然、予断を許さない状況が継続しております。
他方、次のような前向きの動きも見られます。
イラク治安部隊は、昨年一月に約十三万人でありましたが、四月五日現在、約二十五万人となり、NATOや各国の支援もあり、強化されております。
多国籍軍に対する武装勢力による攻撃事件は、バグダッドを初めとする中部地域及び北部地域の一部に限定されてきております。
なお、サマワの情勢につきましては、現地時間三月二十九日に、自営隊宿営地から相当程度離れた地点から砲弾が発射される事案が発生するなど予断は許さないものの、イラクの他の地域と比較して安定している状況に変化はありません。
以上で報告を終わります。