麻生太郎の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○麻生国務大臣 アフガニスタンに対する御指摘をいただきましたのは、大変見識のある御質問だと思って、心から感謝を申し上げたいと存じます。
 まず最初に、いつ引き上げるかというお話に関しましては、これは松浪先生、一概に、こうなればというようなことを申し上げるような状況にはありません。
 ただ、今言われましたように、二〇〇二年の一月に十億ドルの支援を決めて最初にスタートさせていただいたんですが、それ以後、ことしの一月、ロンドン会議で、今御指摘のありましたように、約四億五千万ドルというものの追加支援をさせていただき、アフガニスタンに関する積極支援をさせていただいているのが現状なんですが、今、イラクと違ってここは、間違いなく新しい憲法、いわゆる国会を開会をして、政治機構のプロセスというものをきちんと一応終了いたした上で、また経済の面も見ましても、一応経済成長としては高い経済成長というものになってきているというような点は、私どもとしては評価をすべきところだと思っております。
 ただ、傍ら、治安の方はどうかというと、これは、カブール周辺はともかく、地方を見ますと、なかなかさようなわけにはいっていないのではないかという状況にあろうと思っております。
 したがって、非合法な武装集団のいわゆる武装解除、また、法律がきちんと支配するという法の支配というものの確立、また、GDPの七割とも八割とも言われる、麻薬によります利益というものに頼っているという、麻薬の生産、売買等々に頼っている面が多く見られるという点を考えますと、課題は山積しておると思っております。少なくとも、それがGDPの何十%かになるという話になりますと、これはなかなか、ほかに確たる産業もない、いろいろな理由があろうとは思いますけれども、ここの復興支援というものに関しましては、生半可なことではなかなかいかないという状況にあることもまた確かだと思っております。
 したがって、復興支援というものを考えました場合に関しましては、全然治安の話とは別に復興支援のプロジェクトというものを考えないと、なかなか事は進まないであろうと思っております。今、終了時期の話に出ておりましたけれども、テロの掃討作戦というのが、少なくとも、遅々として進まないというわけじゃなくて、遅々として進んでいる程度のところまでは来ておると思っております。
 また、私どもとして、国際社会の中で、テロとの闘いということで、それの一環として私どもインド洋におけます給油等々に参加しているわけですけれども、こういったいろいろな面がありますので、今この段階で、どれが一つでも片づいたら撤退できるのかと言われると、なかなかちょっとお答えのしにくいところではありますので、治安の問題、経済復興の問題等々いろいろなものを総合的に勘案した上でと思っておりますが、治安の部分というのはかなり大きな要素を占める部分で、依然として治安の部分が大きな要素を占めているということは事実だと考えております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2006-04-17

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会