2006-04-17
衆議院
麻生太郎
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
麻生太郎の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○麻生国務大臣 まず麻薬の方でありますけれども、UNODC、国連薬物犯罪事務所の二〇〇五年の統計によりますと、アフガニスタン中央政府並びに地方政府によって行われましたいわゆる麻薬の撲滅運動によって、ケシ畑約五千百ヘクタールが減少ということになっております。アヘンの生産はそのおかげで二・四%前年より減ってはおりますけれども、依然、世界のアヘン、いわゆる麻薬の供給の八七%はアフガニスタン製と言われております。したがいまして、多額の収入というものがありますので、これがアフガニスタン政府のGDPに占める比率は約五割と言われております。これは裏の話もありますので、ちょっと正確な数字と言われると難しいところです。
しかし、この出されております先が、アフガニスタンから欧州へ向けて行っておりますので、欧州の方はこれは極めて深刻な問題でして、今、イギリスが主たる中心となっていろいろ対策をということで、日本はそれに対して、いわゆるこのケシの実にかわる、金目になる代替生産物を、何か生産する手段を農民なりアフガニスタン国民に教えない限りは、これはほかに食っていくものがないからということも考えて、代替製品というものを考えるというのが大事なところだということで、そういった意味での資金協力として六百五十万ドルを支援。
また、武装解除というので、日本でいえば刀狩りみたいなものですけれども、武装解除というもので、この麻薬対策の環境整備とあわせまして、治安の改善というものがないとどうにもなりませんので、その点の援助をいたしております。
また、ケシの実栽培にかわります代替生産手段の側面ということで、今はいろいろソバの畑やら、あそこはソバの花の色も違いますし、いろいろな形のものがありますので、そういった意味で私どもとしては積極的に取り組んでおるのが今申し上げられるところであります。
地雷の方に関しましては、アフガニスタン地雷対策において既に六千百万ドルの支援を実施してきておりますが、これは、少なくとも地雷というのは極めて非人道的な話で、どれだけ埋められておるかわからぬみたいなぐらいに埋められておりますので、そういったものでは、これはかなり時間のかかる話でありますけれども、かなりの機械を投入し、新しい地雷を発見する機械も日本でいろいろつくってみたり、また、それを除去する新しい機械を日本で開発してみたり、いろいろなものを私どもとしては、人力だけではとてもではありませんので、機械でという話を今主にさせていただきながら、いろいろな形で地雷対策というものに関しまして、アフガニスタンの復興支援にこれは欠かせないものだと思っておりますので、その面に関しての協力もいたしておるというのが実情であります。