麻生太郎の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○麻生国務大臣 今、その新聞、両方とも余り読んでおりませんので。この種の話は、余り読むと妙な話が先についていることが多いので、私どもは努めて新聞は読まないように心がけております。正直申し上げて、今の新聞を読んだわけではありません。
 ただ、今お話のあっているところでいきますと、私どもの立場としては、今の状況というのは、実は、きょうイラクでは第二回の国会が開会される予定でした。実は、先月の三月の十三日に最初は開かれる予定だったんですが、電話をしたら、いきなり十九日になる、あけてみたら十六日になった。三日早くなった、よかったと思ったら、三十分したら即閉めたという話ですから。それから今日までまた一月ずっと国会が開かれないまま来て、きょう開かれるという予定と聞いておりましたが、きょうはなくなったというような状況が続いております。
 なぜそのようなことを申し上げるかというと、選挙をやって、しかも憲法を決めた上で、その憲法に基づいた上で選挙を正式にやって、選ばれた国会議員によって政権が組閣される、日本だと大体一月ぐらいですぐそういうことになるんですが、とにかく、終わりましてから一月、二月、三月、四月、ほぼ四カ月たって全くという状況が続いております。
 私どもに限らず各国は、これは、イラクの復興支援、イラクの人道復興支援を主たる目的としてイラクに派遣をいたしております。したがって、その派遣をされている人たちを撤退させるに当たっては、少なくともイラクの新しい政権ができて、その政権から結構ですと言われるなり、また治安状況が回復するなり、また、今は治安部隊がかつての十三万人から二十四万人ぐらいにまでふえておりますので、治安部隊というものが確実に整備されつつあるとはいえ、極めて基盤は弱い。また、御存じのように、経済状態等々をいろいろ私ども複合的に考えないと何とも言えませんというのが正直なところです。
 したがいまして、今の段階で復興をどうしていくか等々を考えることも必要ですが、少なくともイラクから自衛隊を撤収できるような今は状況にあるだろうかといえば、相手国からは、まだ何も正式にスタートしておりませんので、何とも私どもとしては、この政権がまずできて、治安に関する権限が移譲されて等々いろいろなことを考えた上、今は、英国、豪州、三国で主たる業務をしておる関係もありますので、その三カ国との関係というものも十分に勘案しなけりゃならぬ等々、いろいろなものを総合的に考えた上で判断しなければならぬという状況にあります。
 したがって、今言われたような話を、こういったらこうなるという、それはシミュレーションはいろいろございますけれども、どれ一つとしてこれでいこうということを決めたという事実はございません。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2006-04-17

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会