小泉純一郎の発言 (本会議)
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 石崎議員に答弁いたします。
医療制度改革の基本的な考え方についてですが、医療制度については、急速な高齢化の進展に伴う医療費の増加が見込まれます。
このため、今般の改革におきましては、生活習慣病予防や長期入院の是正など、計画的に政策を実施し、中長期的に医療費の伸びを抑制するとともに、保険として給付する範囲の見直しや、おおむね三・二%の診療報酬の引き下げを行い、医療費適正化を総合的に推進することとしております。
これらとあわせ、七十五歳以上の高齢者を対象とした新たな医療制度の創設や都道府県単位を軸とした保険者の再編統合など、超高齢社会を展望した医療保険制度体系の見直しを行うこととしており、こうした改革を通じ、将来にわたり持続可能な制度を構築していくこととしております。
また、今般の改革においては、小児科、産科等の医師不足対策や診療報酬における重点評価、医療計画制度の見直しを通じた急性期から在宅療養に至るまでの地域医療の連携体制の構築、患者に対する医療費の内容のわかる領収書の提供や都道府県を通じた情報提供制度の創設など医療に係る情報提供の推進、レセプトのオンライン化などにより、国民の医療に対する安心、信頼を確保し、質の高い医療サービスが適切に受けられる体制を構築してまいりたいと考えております。
医療計画制度の見直しでございますが、良質な医療を効率的に提供する体制を構築するため、がん対策、小児救急医療など、疾病や分野ごとに地域における医療の連携体制を確保し、かつ、医療機関の連携の状況を住民、患者にわかりやすく情報提供するよう、都道府県の作成する医療計画の制度を見直すこととしております。
このため、国としても、医療提供体制の確保に関する基本方針の策定や、全国の先進的な事例の紹介、小児救急医療など地域にとって必要な医療を医療機関が連携して提供した場合の診療報酬上の評価などを通じ、各都道府県の取り組みを支援してまいります。
残余の質問については、関係大臣から答弁させます。(拍手)
〔国務大臣川崎二郎君登壇〕