谷博之の発言 (環境委員会)
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○谷博之君 結局のところ、CDMというのは、削減約束のない途上国で削減した分とか、そして途上国で削減した分を先進国で排出が許されることになるので、最大限うまくいってもプラス・マイナス・ゼロということになるわけですね。ところが、追加性がないとやっぱり排出増大にこれ結び付いてしまいます。そういうことからすると、きちんとやっぱり追加性があって、削減量を保証する。前回からずっと出ておりますけれども、WWFのゴールドスタンダード、これやっぱり大変重要な問題になってくるんだというふうに私は思うんです。
前回の委員会で小池大臣もFIFAのサッカーのワールドカップのお話も出ておりましたけれども、それはそれとして、私はいわゆる日本がこのCDM/JIプロジェクトにかかわるとするならば、今申し上げましたように、追加性がきちんとあって、プロジェクトタイプも省エネルギーか再生可能エネルギーに特化して地域の持続可能な発展に寄与することを保証するゴールドスタンダードでやるべきだというふうに私は思っておりますが、この辺の答弁は、私の方でそういう要望をしておくということにさせていただきたいと思います。
あと、続いて、この問題に関係することとして、これは我々民主党の中でも環境を重視する多くの議員の皆さんと一緒にいろんなNGOの方々といわゆるダムの問題について今まで運動取り組んでまいりました。例えばラオスのナムトゥン2ダム、それからインドネシアのコトパンジャン・ダム、フィリピンのサンロケ・ダム、こういうふうなアジアの大規模な水力発電建設事業、そしてロシア、サハリンのいわゆる石油・天然ガス開発のサハリン2、こういうふうな事業、これについてはODAとか国際金融機関がかかわって事業としてやっております。
環境社会配慮の面から注目してそれぞれ問題があるということを私たちは指摘しているわけですけれども、こういうふうなことについて、こういう事業は追加性の観点からCDMにはなり得ないのかどうか、そしてまた、環境社会配慮の観点からCDMとして望ましいものなのかどうか、この点についての御答弁をいただきたいと思います。