舛添要一の発言 (憲法調査会)

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○舛添要一君 私は、藤末委員がおっしゃったように、スウェーデンのようなやり方が一番いいだろうと。基本的な恒久法を決めて、そして時代に応じてその細かい細則について変えていく、それは近藤委員がおっしゃったように、全部国会で決めてもいいと思うんです。
 ただ、実を言うと、今、国民投票法案ということでそれに焦点が当たっていますが、これは単なる手続法です。したがって、内容は例えば憲法九条であり、憲法改正の内容が実は最大の問題であるわけです。
 フランスの場合、もし仮にデクレじゃなくて法律で国民投票法案を決めていたら、ここまで国民からノンを言われなかったんじゃないかと。つまり、もろ刃のやいばだというのは、何だ、政府が勝手にルール決めたじゃないかと。例えば、先ほど吉川委員から御紹介あった憲法条約のこんな分厚いやつ、これ見てくださいと。それだけで分かんないもんですから、政府がこのEU憲法はこういうことですよと解説文を付しているんです。解説文は賛成の立場からやりますから、政府の金使って、賛否両論入れるんじゃなくて賛成の方の解説文しか出してないじゃないかと、そんな政府の言いなりになってたまるかといってノンを入れて、シラク政権に対する不満の表明をそこでやっちゃったんです。
 だから逆に、そのルール設定段階で国会がきちんと関与していれば、これは国会で決めたことですからそのとおりやりましたということだったんですけれども、政府のデクレだったがゆえにむしろ反対、反発を呼んだという面もあるんで、私は、国民投票法案が重要でないとは申し上げませんけれども、憲法改正の中身の方が大事であって、たかが手続法だということも考えていいと思います。
 というのは、投票時間を八時までにするか七時に終わるか、それはその時々で、十八にするか二十歳にするか、果たしてそれが野党に有利なのか与党に有利なのかというのはそう簡単に判別付かないから、それはどっちであったって改正の内容が良ければ勝つんですよと、そういうコンセンサスが得られることが必要だろうと思っています。
 以上です。

発言情報

speech_id: 116414184X00120060222_026

発言者: 舛添要一

speaker_id: 6496

日付: 2006-02-22

院: 参議院

会議名: 憲法調査会