与謝野馨の発言 (本会議)

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○国務大臣(与謝野馨君) 成長率と金利の関係にお尋ねがございました。
 名目成長率と名目長期金利の関係については、その時々の状況によって一方が他方を上回るないしは下回る状況が生ずるということは、総理、竹中大臣の御答弁のとおりだと思います。
 実際に過去の実績を調べますと、一九六六年から二〇〇四年までの平均で見ますと、名目長期金利の方が名目成長率を下回っております。これは戦後の混乱期及びバブルの発生等々、もろもろの事情が生じた結果でございますが、一九八〇年以降ここ二十五年を取ってみますと、その平均は明らかに名目長期金利の方が名目成長率を上回っております。
 また、「改革と展望」の参考試算では計量モデルを利用して客観的な推計を行っているところでございますが、今年の試算においても昨年の試算においても、ともに推計期間の途中で長期金利が名目成長率を追い抜く姿となっております。今年の推計、昨年の推計、いずれも全く同じモデルを使った同じ計算をしております。
 さて、財政再建と経済成長の両立についてのお尋ねがありました。
 財政の健全化は民間需要主導の経済成長の持続なくしては不可能であることは明らかであり、二つの目標を両立させていくことが必要不可欠であると思っております。このため、政府は、本年六月を目途に歳出歳入一体改革の選択肢及び改革工程を明らかにすることとしておりますが、その際、マクロ経済と財政との関係について十分注意を払いながら、財政収支改善の速度等の在り方についても検討をしております。
 同時に、我が国の成長力と競争力の強化に向けた戦略的対応について、グローバル戦略として議論を深め、本年の骨太方針に盛り込んでいく所存でありますし、また、経済産業省では新成長戦略を御検討いただいているところでございます。(拍手)
   〔国務大臣額賀福志郎君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 116415254X00320060125_009

発言者: 与謝野馨

speaker_id: 23890

日付: 2006-01-25

院: 参議院

会議名: 本会議