麻生太郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(麻生太郎君) 去る五月一日に米国ワシントンDCにて開催された日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2につきまして御報告をさせていただきます。
 今般の2プラス2には、日本側より私と額賀防衛庁長官が、アメリカ側よりライス国務長官とラムズフェルド国防長官が出席をされました。
 会合では、日米同盟が日本及びアジア太平洋地域の平和と安定に不可欠な基礎を成しており、グローバルな問題に対処する上でますます重要になってくることを改めて確認をいたしました。
 世界及び地域の情勢に関しても意見交換を行いました。その中で、イラクの復興及び民主化、アフガニスタンにおけるテロとの闘いについて国際協力の重要性を確認いたしております。その際、アメリカ側より、自衛隊の派遣等の日本の支援に対する感謝の意が示されました。また、イランの核問題の外交的解決に向け、イランに対してウラン濃縮活動の停止を求めるなど、IAEA及び国連安保理を通じた国際協力の重要性を確認いたしております。
 北朝鮮につきましては、六者会合における共同声明の実施が重要であることを確認しております。アメリカ側より、拉致問題を始めとする北朝鮮の人権問題に高い関心を有しているとの発言がありました。なお、当方より、拉致被害者家族の訪米に当たり、ブッシュ大統領を始め米側関係者の対応に謝意を表明いたしております。
 中国につきましては、軍事費増大に係る透明性が重要であることや、国際社会における責任ある利害関係者としての役割が期待されるとの認識を確認しております。
 さらに、今般の2プラス2において、昨年十月の2プラス2で発表した在日米軍の兵力態勢再編案について、その実施のための具体的計画を閣僚レベルで承認をいたしております。この計画は、抑止力を維持しつつ、地元負担の軽減を実現する具体的道筋を描くものであり、今日の安全保障環境において日米安保体制を一層強化する上で、極めて大きな意義を有すると認識をいたしております。
 今回のいわゆる最終取りまとめによって、兵力態勢再編に関する日米間の協議自体は一つの区切りが付いた形になりますが、今回の会合後発表した共同発表文にあるとおり、今後、この再編の計画や、計画検討作業等の役割、任務、能力に係る取組を着実に実施していくことが極めて重要であると存じます。
 政府としては、今後とも、これらの取組の意義について、国会での審議等を通じ、国民の皆様にしっかりと御説明をしていくとともに、関係省庁間で連携しながら、着実な実施に努めてまいりたいと考えております。(拍手)
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発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2006-05-12

院: 参議院

会議名: 本会議