小泉純一郎の発言 (本会議)
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 浅尾議員に答弁いたします。
米軍再編と傭兵国家観についてでございますが、お尋ねの傭兵国家というものがどういうものであるか必ずしも明確ではございませんが、我が国外交の基軸である日米同盟は対等な関係を基本とするもので、その中で、米軍再編は沖縄を始めとする地元の負担軽減と抑止力の維持に資する重要な課題であります。したがって、我が国が負担するべき経費の内容を精査しつつ、適切に予算上の措置を講じていく必要があると考えております。
我が国の同盟国としての役割分担、金銭的負担及び外交的課題の解決についてでございますが、我が国の安全を確保するためには、我が国自身の防衛力を保持するだけでなくて、日米安保体制を堅持することが必要であります。我が国による在日米軍駐留経費負担は、日米安保体制の円滑かつ効果的な運用の確保のために重要な役割を果たしていると思います。また、在日米軍再編に係る経費についても、沖縄を始めとする地元の負担軽減と抑止力の維持の観点から、我が国として負担すべき経費を精査しつつ、適切に負担すべきと考えております。
在日米軍の兵力態勢の再編を着実に実施することは、日米安保体制、日米同盟関係の強化につながり、このような緊密な日米関係の基盤に立ちつつ、近隣諸国を含む国際社会との関係を強化するために外交努力を行っていく考えであります。
再編に関する閣議決定でございますが、現在、必要な調整を行っているところでありまして、日程について確たることを申し上げられる段階にはありません。この閣議決定に当たっては、関係自治体の理解と協力が得られるよう努力し、必要な手続を踏んだ上で進めてまいります。
最終報告を実施するための法案でございますが、先般の日米外務・防衛担当閣僚で発表されました再編に関する計画は、在日米軍の抑止力を維持しつつ地元負担の軽減を実現するものとして大きな意義を有するものであります。今後、本計画を着実に実施するための施策について、法整備の必要性も含め政府部内で検討を進めてまいります。
原子力空母への交代でございますが、二〇〇八年の空母交代を通じて米海軍の能力を維持することは、我が国及び極東の平和と安全に寄与するものであります。政府としては、関係省庁間で協力しつつ、安全性の観点を含め地元の方々の理解を得るべく引き続き努力してまいります。
日米関係の現状認識についてですが、日米双方は、従来より強固な信頼関係の下で、お互いに言うべきことは言い、やるべきことはやると、そういう関係であります。対等な協力関係を今後も形成してまいります。
在日米軍の兵力態勢再編につき、我が国としては防衛計画の大綱を踏まえ、在日米軍の抑止力を維持しつつ、地元の負担を軽減するとの我が国の方針に立って検討してきたものであります。
残余の質問については、関係大臣から答弁させます。(拍手)
〔国務大臣麻生太郎君登壇、拍手〕