河村建夫の発言 (教育基本法に関する特別委員会)

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○河村(建)委員 ありがとうございました。
 ぜひそういう精神で教育改革にしっかり取り組んでいただきたい、我々も大いにバックアップ申し上げ、また期待もいたしておるところでございます。
 それでは、さらに、新教育基本法とでも申しますか、それの具体的な問題に若干入らせていただきます。
 伊吹大臣、ここまでまさに正面からこの教育基本法の問題に取り組んでいただきまして、我々大臣経験者から見ても及びつかないような立派な答弁をされておりまして、我々自身も、こちらにおりまして、大いに勉強をさせていただいたような気がいたします。
 そこで、私も、総括質疑に当たりまして議事録を見ながら、これまでのこの百時間余りにおいて、ほとんどの問題、ほとんどといいますか、もう全部議論はされておると言っても過言でないと思います。野党においても、一人の人が四回も五回も、もちろん共産党とか国民新党なんかは十回、十六回とか、とても、予算委員会でも考えられないぐらいの議論を尽くされております。
 私は、今回のこの中で、いわゆる三点セットと言われますが、国を愛する心を養うといいますか、そういう問題、あるいは不当な支配の問題、それから宗教教育の問題等々、このあたりが非常に話題になったのでありますが、一つ、与党の法案は、国を愛する態度を養う、こうなっているわけでございます。私は、このことは、愛する心ではないかとかいろいろ言われておりますが、既に学習指導要領にこのことはきちっと書いてあるわけでございまして、これをまさに教育基本法という上位法が担保することになるんだと、こう思っております。
 したがいまして、これからの教育の実施に当たって、国を愛する心と態度の涵養が一体となって進む方向に持っていかなきゃならぬ、こう思っているんです。したがって、特に教え込むところは教え込むというのがまさに義務教育でもございますから、児童生徒の発達段階に十分配慮した教育をやっていかなきゃならぬ、こう思っております。
 きのうもNHKでこの問題を取り上げておりまして、学校現場の先生方はいろいろ苦労して、まさにその子供たちに合った教育を工夫して授業をされているさまを見ました。まさにそういう展開がこれから本格的に必要になってくる、こう思うわけであります。もちろん、愛国心を強制すべきではない、これはこれまでの大臣答弁でもはっきりいたしておるわけでございます。
 また、あわせて、やはり道徳教育をやろうとすれば、宗教教育ができなくて本当にできるのかという議論がございます。私も、新渡戸稲造先生の「武士道」にありますように、外国から見ると、日本は宗教教育をやらないで何で道徳教育をやっているんだ、日本は武士道でやっているんだ、こういう話になっておりますが、この際、宗教の一般的教養をこれから培うということになりますと、これはやはり、人間の力を超えるものに対する畏敬の念を持つ、こういうことも教育の中においては非常に必要になってくると思いますので、こういうことも考えながら教育内容あるいは教育方法を開発していかなきゃいかぬ、こう思うわけでございます。
 以上の、まさに今、これから国を愛する態度を養成し、心を養成していくについての大臣の御見解をいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 河村建夫

speaker_id: 10697

日付: 2006-11-15

院: 衆議院

会議名: 教育基本法に関する特別委員会