伊吹文明の発言 (教育基本法に関する特別委員会)

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○伊吹国務大臣 一般的な宗教の基本というものは、やはり謙虚さというか、自分の及ばないものに対する謙虚さだと思いますね。ですから、国際社会ではいろいろな宗教がありますから、なぜイラクであのような紛争が今もなおとどまらないのかということを考えれば、これはもうイスラムの中の二つの宗派の対立が根底にあるということをやはり理解していなければ国際社会の状況はわかりませんから、そういう一般的な知識その他をマスターすることは非常に有意義だと思います。
 しかし、情操ということになりますと、私は、教義を教えることは一般的常識で構わないと思うんですが、教える側が特定宗教の信奉者であって、相手に対して布教の心を持って教えた場合には、これは特に国公立においては非常に難しい問題を生ずると思いますので、一般的な事実や知識と書いているわけです。
 ですから、宗教だけではなくて、先生がおっしゃったように、新渡戸稲造さんのアメリカの奥様は、これほど宗教心の希薄な日本において、なぜ日本人がこれほど仲よく一緒に共生できているんだろうかということを疑問に思ったわけですよ。その奥様に日本人が生きている規範を教えようとして英語で書かれたものが「武士道」なんですね。
 ですから、私のうちは商人ですから、武士道ばかり言われるのは嫌だから、私は商人道、こう言っているわけですけれども、やはり日本人の生きてきた規範は必ずしも宗教だけでは私はないと思いますから、ここの記述は、そのようなことで、今先生がおっしゃった情操という言葉は入れていないということです。

発言情報

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発言者: 伊吹文明

speaker_id: 3636

日付: 2006-12-13

院: 衆議院

会議名: 教育基本法に関する特別委員会